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「みんなおつかれー」
「あ、A！来てくれてたんか！」
亮ちゃんがわたしを見つけると手を降ってくれた。
「A、俺のドラムどうやった？」
大倉がどや顔で聞いてくる。
「聞いてない」
「嘘やろ！聞けよ！お前！俺のドラム！！」
「うそうそ。聞いてた！かっこよかったよ」
「へへへ」
「なにヘラヘラしとんねん」
って、章ちゃんに頭をはたかれている大倉。
「A、前から言うてるやん。来なくてええって」
と言ったのはTシャツを着替える兄。
「なにいうてんねん。すばるくん、袖からAきてるで！って一番嬉しそうにしてたやん」
と大倉がまた兄がキレそうな余計な一言。
「うるさい！黙っとけおおくら！」
「ごめんごめん」
全く反省してないじゃん大倉さん。
あ、ちがうちがう！これをやりに来たんじゃなくてわたしは丸山先輩に用があるのよ！！！
ベースをケースにしまっている丸山先輩に話しかける。
「丸山先輩、ちょっといいですか？」
「あ、Aちゃん！どうしたん？ええよ」
その返事を確認するとわたしは、みんなに言う。
「ねぇ、ちょっと丸山先輩かりていい？」
「どうぞー」
「ええよー」
と次々に声が。ひとりでいいんだけどな。
.
ライブハウスをでて、人通りの少ない脇道に来た、
「丸山先輩、おつかれさまです。これどうぞ！
」
わたし、丸山先輩にコーラを投げる。
「お、ありがとう！炭酸！わかっとるね！」
と、グッジョブポーズをしてくれた。
「どうやった？俺の演奏」
「かっこよかったですよ。すごく」
「へへへ！やっぱ女の子に言われると嬉しいもんやな」
となんだか照れた様子で、缶をプシュっと開けた。わたしも、一緒にプシュッとあける。
しばらく沈黙だったけど、わたし前からなんだけど丸山先輩との沈黙は全然辛くないの。
「一緒に来てた人は？」
「あ、横山さんっていってバイト先の先輩です」
「そうなんや」
「はい」
また、沈黙。
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あけ(プロフ) - ∞青薔薇∞さん» 見に来てくれてありがとう〜！もっとバクバクさせるようにがんばるね← (2017年9月20日 17時) (
レス) id: a71eee39fa (このIDを非表示/違反報告)
∞青薔薇∞(プロフ) - こっちも見に来ましたあぁぁぁ！もう既にこれからの展開が気になって心臓バクバクしてるよ！？ (2017年9月20日 17時) (レス) id: ad98f1df92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あけ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月20日 11時
