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「あ、なおったなおった！いつものAちゃん。パンダさんも可愛かったけど笑」
サラッとこういうことを誰にでも言うと気づいたのは好きになってからすぐだったなぁ。わりとショックだったんだから。
「丸山先輩、もう体は大丈夫ですか？」
「あぁ、大丈夫よ！なんのこれしき！」
と言って、マッスルポーズをしてまたまた素敵な笑顔。まぶしい。
「最近、食べてるんですか？？」
「心配してくれてるの〜ありがとう！食べてるよ〜一人暮らしだと偏るけどねぇ」
丸山先輩は料理がうまいというのは美穂さんののろけ話で散々聞かされたから知ってる。
「こうやって、Aちゃんにも迷惑かけたら元も子もないよな。ごめんなぁ。自分の体調管理ぐらいしっかりせんとなぁ」
「いえいえ！そんないつでも頼ってください！兄も大倉もいますし！」
わたしも、マッスルポーズをすると。
丸山先輩から少し笑顔が消えて。
「いっつも大倉なんやね」
「はい？」
んん？大倉？なぜに？？
「Aちゃんと大倉って本当に友達なだけなん？本当にそれだけ？」
んん？なんで？
「と、友達ですよ！一番気が合うというか一緒にいて楽で気を遣わなくてよくて、それで楽しくて。まぁ、わたしの扱いは雑ですけど、優しいですし、話も聞いてるのかわからないですけど一応聞いてくれますし」
一気にﾊﾞｰｯと喋っちゃったけど、丸山先輩は表情ひとつ変えずに微笑みながら聞いてくれている。
「俺さ」
「はい」
「美穂って気が強くてあんなんやけど、本当は誰よりも脆いし、あぁ見えて可愛いとこあんねん」
ちがう、今そんな話聞きたくない。
そんな話聞きたくもない。耳を塞ぎたい。
「俺、あいつのこと好きやねん。たぶんこれからもずっと」
そう語った丸山先輩の目は本当にいとおしそうな目をしていた。
「そうですか...わたしも美穂さんと丸山先輩は本当にお似合いだと思いますよ！！」
「ありがとう...」
「あ、わたし兄に呼ばれてるので帰りますね！お大事に！！！」
「ありがとうね、Aちゃん」
わたしは逃げるようにその場を後にした。
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あけ(プロフ) - ∞青薔薇∞さん» 見に来てくれてありがとう〜！もっとバクバクさせるようにがんばるね← (2017年9月20日 17時) (
レス) id: a71eee39fa (このIDを非表示/違反報告)
∞青薔薇∞(プロフ) - こっちも見に来ましたあぁぁぁ！もう既にこれからの展開が気になって心臓バクバクしてるよ！？ (2017年9月20日 17時) (レス) id: ad98f1df92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あけ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月20日 11時
