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「てか、俺ここのあんみつ食べたいねん」
と、自分の携帯を見せてきた。
女子か。女子力高いんだよなこの人
「あ〜ここか」
「Aちゃん、行ったことあるん？」
「このへん、一人で来たことあるからそこのあんみつ屋さん知ってる」
「え、ひとりで旅行とかすんねんな〜」
「まぁ...楽だし」
「ひとり、楽よねわかるわ。でも、今はAちゃんといる方が楽だし、楽しいし幸せやなぁ」
サラッと嬉しいこと言ってくれる…よく言えるよな…
「じゃ、案内して？」
「はい！」
.
.
「なぁ」
「ちょ、今話しかけないで集中してるから」
「いや、これはひどいわ」
「俺より運転下手やないか！かわって！！！」
「いや、それはない！久しぶりに運転したからできないですぐできるもん！」
「なにワイパー出してんねん」
「エンタメ、エンタメ」
「ちょ、ほんまかわって。これレンタカーやし」
.
「はい、無事到着〜〜」
「あんみつ屋さんが近くでよかったわ、ほんま」
「帰りは隆平さん運転してください」
「当たり前や俺こんなとこで死にたくないしな」
おかしいな、運転できたはずなのになぁ
.
「は！うまい」
あんみつ食べてだいぶご満悦な丸山さん。
すごくしあわせそう。
「ひとくち、ちょうだい」
わたしが食べてるあんみつを欲しがる丸山。
「あーん」
口をあけて目までつぶって待機。
なんか、かわいいな...
「はい」
わたしは近くにあった水を彼の口へ流し込んだ。
「んっごほごほっ」
あんみつじゃなくて、キンキンに冷えた水が口の中へ入ったもんだからむせている、
「はははっ」
「あ〜〜もうなにしてん！Aちゃんの顔に水ぶっかけるとこやった！」
「それはいや」
「じゃ、やめろや〜〜」
わたしはスプーンにすくったあんみつたちを丸山さんの口へ。
「はい、あんみつ」
「ん！」
んぐぐぐと言う隆平くんでしたが
「あ、もう急にびっくりした！」
その姿も可愛くて
「おいしい？」
「おいしいです...//」
勝ったなこれ。←
___＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Part3までいきそうだ...
こんな長く続ける予定なかったのに！笑
最後までお付きあいしていただけたら嬉しいです。
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けい(プロフ) - みっきーさん» 嬉しいお言葉！ありがとうございます！！！！ (2017年4月2日 12時) (
レス) id: 47497ac860 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー - 毎回楽しみに読ませてもらってます！甘すぎず淡白すぎず、というこの雰囲気がとても好きです(*^▽^*)更新頑張って下さい♪ (2017年4月1日 23時) (レス) id: d2db1c1cd8 (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - あいさん» ありがとうございます。頑張って更新します！この作品もラストスパートなので最後までお楽しみいただけたら嬉しいです。 (2017年4月1日 17時) (レス) id: f33ec1c327 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 楽しませてもらってます！！更新お待ちしてます！！ (2017年4月1日 15時) (レス) id: 45050e68b8 (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - たかこさん» あ、ホントですか？泣くとこあったかな...?笑 (2017年4月1日 14時) (レス) id: 47497ac860 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けい | 作成日時：2017年3月25日 22時
