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「ごめん、Aお待たせ」
幸太郎がすっかり着替えて行くぞ、と言う。
横の丸山さんはすっかり酔っている。
「あ、うん」
「またね幸太郎くん〜」
「飲みすぎないようにしてくださいね」
「し、失礼します...」
.
店を出て、わたしは抑えてた興奮を吐き出す。
うううう。
「ﾀﾞｧーーー！ホンモノだよね！！」
「いまさら？笑」
本当に本物の丸山隆平と会ったんだ！やばすぎる！！！
「ラッキーだったな。あの人いつも1ヶ月に1回来ればいい方だからな」
「そうなんだ！うれしい〜」
「てか、仲良いの？」
「あぁ、たまたま話しかけられて趣味も合うしとにかく話合うんだよ。芸能人だってわかったのは2回目だったけど」
へぇ...幸太郎は友達がそんなに多くないタイプだと思ってたけどすごいな。
「まぁ、お前の店も芸能人来るんだろ？」
「うーんわかんない笑」
同じグループの人が常連ですけどね、と幸太郎に別に言ってもなんの問題もなかったんだけどね。
「ふーん。テレビ局近いから来そうなのに」
「わたしが気づいてないだけかも(笑)」
「それはあるわ。だって、隆平さん隣きたのにすぐ気づかなかったもんな」
確かに。大好きな丸山隆平が隣にきたのに全く気づかなかった。パｯとみて気づくよな普通は笑
「あ、メシなに食う？」
幸太郎はさっそく、携帯を取り出してご飯やさんを探している。
「うーんなんでもいいわ」
「なんでもいいなら、今日寒いから鍋いこう」
「いいね！」
結局、この前も鍋いった気がするけどよくいくチェーン店の安い鍋屋さんにいくことにした。
「わたしもつ食べたい！」
「はいはい」
幸太郎は黙って、わたしの手を取って手を繋いでくれた。
「...」
未だに慣れないんだよね...
手繋いだり、キスしたら、ハグしたり。
幸太郎はわりとそういうのしたがる人だけど。
わたしも嫌じゃないけど全然。
わたしは淡白な恋愛の方が合うのかもしれない。
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まるた - 面白かったです！続き楽しみにしてます(o・ω・o) (2018年7月4日 5時) (
レス) id: cf2a0a13a3 (このIDを非表示/違反報告)
あけ(プロフ) - 給食のおばちゃんさん» コメントありがとうございます。おそくなってすいません。そう言ってくれてうれしいです！更新頑張ります^^これからも見ていただけたらうれしいです (2017年12月12日 21時) (レス) id: a71eee39fa (このIDを非表示/違反報告)
給食のおばちゃん - 安くんと丸ちゃんが好きなんやけど、めっちゃ続きが気になるお話です。更新楽しみに待ってます。 (2017年12月10日 20時) (レス) id: 5d96041a5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あけ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月24日 2時
