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「いや、でも迷惑ですし...」
「全然大丈夫やで？家、なんもないけど...ここからすぐやし」
「いや、でも…」
結局、村上さんが「ここでなんか君に事故があったら俺、後悔するからやめて」という言葉に納得し、村上さんちに一晩泊めてもらうことにした。
「…ありがとうございます」
「ええねんええねん」
と言ってくれた。
しかし、週刊誌に最近家の周りを張られてる気がするらしいので場所を送るから連絡先を交換して時間差で入ってほしいとのことだった。
そこまでやるなら、わたし漫喫行きますから！と言ったのに家に来いとのことだった。
このときは、なぜそこまでして頑なに自分の家に来てほしいのかわたしはわかってなかった。
「悪いけど頼むわ」
カギはオートロック。暗証番号を教えてくれた。
先に入って、ソファに座ってて猫と戯れてええからと言ってくれた。
家に入ると。
人の部屋はじろじろ見ちゃいけないけど。
生活感のない部屋だった。
とりあえず、わたしは家に上がってソファに座ってなにも見ないように携帯をいじって村上さんを待つことにした。
「広い家…」
猫ちゃんはソファの下で眠っている。かわいい。
最高にかわいい。チーちゃんでしょ？テレビで見た。
生ちーちゃん。
「ごめんごめん」
ぼーっとしていたら村上さんはすぐに帰ってきた。
「暖房つけてよかったのに」
「ごめんなぁ。なんか用意するわ〜」
なんだかせわしい村上さんはコートをソファに投げるとキッチンに向かった。
「若い子がなに好きか分からなくてさぁ」
と言って、村上さんが見せてたのはなにやらたくさん入ってるレジ袋。
え、なにこれ。
「とりあえず、お腹すいてるかなぁと思ってそこのコンビニで買うてきたんや」
袋の中にはおにぎりやら弁当やらお菓子まである。
それと果実酒。
「…わたし、ビール飲めますから(笑)」
「そうやったな」
思わず、フッと笑ってしまう。
こうやって彼なりに気を遣ってくれているのがなんか嬉しい。
「食べる？」
「せっかく買ってきてくださったので食べますよ(笑)」
「俺も食べるかな」
こんな時間に食べたらめちゃめちゃ太りそうだな(笑)
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まるた - 面白かったです！続き楽しみにしてます(o・ω・o) (2018年7月4日 5時) (
レス) id: cf2a0a13a3 (このIDを非表示/違反報告)
あけ(プロフ) - 給食のおばちゃんさん» コメントありがとうございます。おそくなってすいません。そう言ってくれてうれしいです！更新頑張ります^^これからも見ていただけたらうれしいです (2017年12月12日 21時) (レス) id: a71eee39fa (このIDを非表示/違反報告)
給食のおばちゃん - 安くんと丸ちゃんが好きなんやけど、めっちゃ続きが気になるお話です。更新楽しみに待ってます。 (2017年12月10日 20時) (レス) id: 5d96041a5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あけ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月24日 2時
