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102話 ページ10

あんな、喋れねー状態だったはずのエマまで、心配してる。

ノーマン「……………ランプに照らされて、白い帽子と、銀髪の長いポニーテールが見えた…………」

ドン、ギルダ「!!!!!!!!!」

ドン「ハハッ……)マジかよ………」

ギルダ「…………………………」

皆んな、放心状態だった。

覚悟はしていた。

でも、突きつけられた現実は、あまりにも大きすぎた。

……………Aがあちら側の可能性は、高い。皆んな、頭には入ってた。

でも………分かっていても、無理なものは無理だ。

レイ「……………………A………………………」

ノーマン「………………………………………」

エマ「……レ…レイ、みたいに!私達のためにあちら側にいるのかもしれない!!そうじゃないかもしれないけど……た、確かめないと、だめだと思う!!」

そういったエマは、涙目だった。

ただ……その、たった1つの提案で、みんなの頭は少しずつ回るようになってきた。

ノーマン「………確かめて、Aがあちら側だった場合……そのまま本部に言われるか……?」

エマ「あ、あの!シスターの部屋で、シスターに言われてAが歩いてるのを見たんだけど……今日は、土曜日、午後10時!!って言ってから、あれ、だ〜れだって……言われたから……」

レイ「………わざわざ、土曜午後10時って言ったってことは……土曜日にしか行かねぇってことか?」

ノーマン「……可能性はあるけど、断言はできないね」

ギルダ「……もし、そうだとしたら、確かめても問題ないよね?ほら、元々の計画通りに行くと、土曜日には外にいるはずでしょ?」

ドン「……ママに言われる可能性は……いや、言われても、問題ねーよな。だって、ママはあくまでも……」

レイ「制御に徹してるから、な。今更Aがあちら側だって知られたって、方針は変えねーだろ」

ドン「だよな」

エマ「ただ……もし、土曜日とかじゃなくて、毎日だったら……」

全「……………………」

レイ「…………まあ、でもその可能性は低いだろ」

ノーマン「シスター、ハイテンションだったから……多分、罠とかじゃないと思う。そこまで頭が回ってるような感じではなかった」

エマ「うん、もの凄くテンション高かったもの」

ドン「じゃあ………土曜の方にかけるか?」

ギルダ「……危険だけど……きちんと、ハッキリさせないと脱獄の時に失敗する可能性大だものね…」

全「コクン)」

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ちびリス - ほたてさん» ありがとうございます!! お待たせしました!!更新していきたいと思います (2021年3月19日 17時) (レス) id: 8661e139e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - すごく面白かったです!頑張ってください (2020年9月22日 20時) (レス) id: e132879f67 (このIDを非表示/違反報告)
ちびリス - ミィさん» ほんとですか!?ありがとうございます!!! スマホが自由に使えなくなってしまって…いつ、続きが描けるか分からないんです!! すみません!!! 更新出来るよう、頑張ります!! (2020年8月14日 15時) (レス) id: 676aa3962f (このIDを非表示/違反報告)
ちびリス - ユウゴさん» わざわざ、コメントありがとうございます!!! スマホを自由に使えなくなってしまって…いつ、更新できるか分からないんです!!すみません!! また、できるよう…頑張ります!! (2020年8月14日 15時) (レス) id: 676aa3962f (このIDを非表示/違反報告)
ミィ - すごく感動できて、考えが素晴らしいと思いました!続きがすごく楽しみです (2020年8月13日 1時) (レス) id: 3a19cdf441 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちびリス | 作成日時:2020年7月11日 19時

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