101話 ページ9
ノーマン「エマが、ドンとギルダを起こしてる。廊下で集合する約束した」
レイ「分かった。行こう」
ノーマンsaid終わり
レイsaid
ノーマンに続き廊下に出ると、既に他の3人が廊下にいた。
ドンなんて、目が半開きだ。
にしても………
ノーマンとエマの様子がおかしい。
目を見開いていて、信じられないとでも言いたげな顔をしている。
レイ「……どうした？」
ノーマン「…………とりあえず、Aの部屋へ」
ドン「は？…A、今寝てんじゃねーのか？」
ノーマン「大丈夫」
どこから来るんだその自信は…と心の中で突っ込みながら、どこか、嫌な予感がしていた。
そっと、足音を立てないようあるきながら、Aの部屋の前まで行く。
すると、ノーマンは、ノックもせずにドアノブに手を掛けた。
レイ「！？おい！」
ノーマン「……これから話すことは、他に聞こえちゃいけない………聞こえちゃいけないのは、これだけじゃないけど………多分、皆んな冷静じゃなくなる。実際、僕は取り繕っているだけで、冷静じゃない。だから、誰にも、確実に聞こえない所がいい」
そう言ってキィ……と静かにドアを開けた。
そこには…………誰もいなかった。
ドン「…………ト……トイレ……か？」
少し、動揺しながら言うドン。
……………そうだと、信じたい。
でも………なんとなく、こいつらの様子を見て、これから言われることが何となく予想できた。
………………………………聞きたく、ない
ノーマンは、全員入ったことと、廊下に誰もいないことを確認し、ドアを閉めた。
ノーマン「……………無理だろうけど……………落ち着いて、聞いてほしいんだ………」
エマを見ると、とても喋れる状態ではなかった。
ノーマン「……………Aが、ここにいないのは…………今、ママと門の方へ………恐らく、農園の、本部へ行ってるからだ」
ギルダ「…………前に、Aがそうかもしれないとは聞いたけど…………ほ…本当に、Aなの！？その……見間違いとか……！！」
ドン「…………そ、そうだよ………く、暗いからな……何かの間違いってことは……」
2人とも、心のどこかでわかってたはずだ。
でも………受け止めるには、あまりにも残酷だった。
レイ「…………………………」
声が、出ない。
頭が、回らない。
ただ、Aが本部側と言うことだけが、頭の中でグルグル回る。
エマ「…………レ……イ……」
相当酷い顔をしてたんだろう。
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ちびリス - ほたてさん» ありがとうございます！！ お待たせしました！！更新していきたいと思います (2021年3月19日 17時) (
レス) id: 8661e139e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - すごく面白かったです！頑張ってください (2020年9月22日 20時) (レス) id: e132879f67 (このIDを非表示/違反報告)
ちびリス - ミィさん» ほんとですか！？ありがとうございます！！！ スマホが自由に使えなくなってしまって…いつ、続きが描けるか分からないんです！！ すみません！！！ 更新出来るよう、頑張ります！！ (2020年8月14日 15時) (レス) id: 676aa3962f (このIDを非表示/違反報告)
ちびリス - ユウゴさん» わざわざ、コメントありがとうございます！！！ スマホを自由に使えなくなってしまって…いつ、更新できるか分からないんです！！すみません！！ また、できるよう…頑張ります！！ (2020年8月14日 15時) (レス) id: 676aa3962f (このIDを非表示/違反報告)
ミィ - すごく感動できて、考えが素晴らしいと思いました！続きがすごく楽しみです (2020年8月13日 1時) (レス) id: 3a19cdf441 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちびリス | 作成日時：2020年7月11日 19時
