100話 ページ8
シスター「ﾌｯ)まぁ、いいわ」
シスター「ﾆﾔﾆﾔ)今、なーん時だ？」
エマ、ノーマン「？」
反射的に、時計を見る。
今は……
エマ「午後、10時」
シスター「ﾆﾔﾆﾔ)そうよね。じゃあ、今日は……何曜日？？」
ノーマン「？………土曜日」
シスター「ﾊﾟﾁﾝｯ)そう！！土曜日！！午後10時！！」
嬉しそうに、ハイテンションで手を叩くシスター。
このハイテンション……逆に怖い。
何か、ある。
するとシスターは、締めていたカーテンをシャーッと開けた。
シスター「ﾆﾔﾆﾔ)あそこにいるの、だ〜れだ？」
エマ、ノーマン「！！！！！！！！」
シスター「ｸｽｸｽｸｽｸｽ)」
暗闇の中、ランプを灯して門の方へと歩く2人組。
ランプに照らされて、シルエットがはっきり映る。
左で、ランプを持っているのは、ママ。
そして……その隣にいるのは…………
白い帽子
銀髪のポニーテール
白い服
見間違いかと思った。
でも……間違うはずがない
あれは……あれは………！！
エマ「…………A…………？」
シスター「ｸｽｸｽ)他にもね……色々知ってるのよ？次、来たときに教えてあげる。また、いつでもいらっしゃい」
シスター「今日よりもっと、お話しましょ」
シスター「ｷｨ……ﾊﾟﾀﾝ)」
ノーマン「シスター・クローネを見くびってた。手の内を破られた」
エマ「うん」
色々とありすぎて、情報が整理できない。
ノーマン「証拠はまだ掴まれていない」
こちらからは、情報は何一つ与えない手はずだったのに…！
ノーマン「あの人もママと同じ、農園のシステムで生き残ってきた大人なんだ」
エマ「やっぱり、急ごう。一刻も早くここから逃げよう」
ぐずぐずしてられない
ノーマン、エマ「(そのために…明後日の下見をぬかりなく！！)」
あと………………………
ノーマン「エマ、ドンとギルダを起こして廊下で集合」
エマ「分かった」
ノーマン「……僕は……レイを起こしてくる」
ノーマン「ｺｿｯ)レイ、レイ。起きて、レイ」
声とは真逆に、レイの体を強く揺さぶる。
レイ「ん…………んだよ………」
ノーマン「今すぐ、起きて。早く」
レイ「……シスターと、何があった？」
ノーマン「……それは、後ででいい。それよりも……！！」
レイ「…………(ただ事じゃなさそうだな)他の奴らは？」
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ちびリス - ほたてさん» ありがとうございます！！ お待たせしました！！更新していきたいと思います (2021年3月19日 17時) (
レス) id: 8661e139e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - すごく面白かったです！頑張ってください (2020年9月22日 20時) (レス) id: e132879f67 (このIDを非表示/違反報告)
ちびリス - ミィさん» ほんとですか！？ありがとうございます！！！ スマホが自由に使えなくなってしまって…いつ、続きが描けるか分からないんです！！ すみません！！！ 更新出来るよう、頑張ります！！ (2020年8月14日 15時) (レス) id: 676aa3962f (このIDを非表示/違反報告)
ちびリス - ユウゴさん» わざわざ、コメントありがとうございます！！！ スマホを自由に使えなくなってしまって…いつ、更新できるか分からないんです！！すみません！！ また、できるよう…頑張ります！！ (2020年8月14日 15時) (レス) id: 676aa3962f (このIDを非表示/違反報告)
ミィ - すごく感動できて、考えが素晴らしいと思いました！続きがすごく楽しみです (2020年8月13日 1時) (レス) id: 3a19cdf441 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちびリス | 作成日時：2020年7月11日 19時
