妄想最盛期 (ページ44)

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被害ページ44

※ノンフィクション

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小6 比較的暖かい時期

男友達と、二人で公園でゲームして遊んでた時のこと。

「こんにちは。」

隣のブランコに座ってきた、太ったおじさんが話しかけてきた。

「何してるの？」

「遊んでます。」

「君たち5年生？」

「6年生です。」

恐怖を覚えた私は、彼に「今日はもう帰ろう。」と言い、速攻家に帰った。
その後も公園に残った友達が言うには、"子ども想いのいい人"だったという。

中3 年度末

進学先も決まりルンルンだった私は父と萬屋を訪れた。
当時声優さんが好きだった私は、DVDのコーナーに向かう。

お目当ての作品がないか歩き回って探すこと数分。

「ねえねえ。」

「はい。」

「さっきあそこで、おじさんが君のおしりじっと見てたよ。」

そういうオメェは触ろうとしてんなさせんぞ。

「ありがとうございます。気をつけますね。」

高3 夏

コロナで中止になった市の祭り。代わりというのか分からないが、少しお祭りモードだった街に、私は友達と向かった。
ある作品をじっくり眺めていると、白髪混じりのじじいが話しかけてきた。

ぶっちゃけその時の会話内容は覚えていない。てか聞き取れなかったし。
ただ、友達がそいつの話を懸命に聞くものだからじじいは去らない。

ようやく去り、「何言ってたか分かったの？」と聞くと「分かんなかった。」と返ってきた。
仲間じゃん。

その後、近くの建物に入ったらそこにもやつはいた。
自販機で買ったというジュースを渡されるも、私は怖くて口を付けられなかった。
そしてまた話し始める。

何でもどこかの社長くらいのお偉いさんだそうで、名刺を渡すとともに「二人のうちジャンケンに負けた方を俺の息子の結婚相手にする」とかいうまじキモいことを言い出した。

近くにいた警察だか警備の人に目をつけられてそいつは去り、他の大人が「こっちおいで。」と言ってくれた(女性)。
いやでもお前あいつ(警察だか警備の人)が動かなかったら助けてないんだろどーせ。

AMERICAN INNOVATION 『被害』

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これらをしてきた人みんな〇したい。