恋→一途 ページ41
「はぁ…」
カメラロールをスライドして眺めるは、愛しい彼女の写真。
なんか、コロナとかいうクソウイルスのせいで彼女と会える頻度はガタ落ちし、こうして彼女への愛を募らせるばかりである。
もう溜息しか出ない。好きすぎておかしくなりそう。なんならもう既におかしい。どうするよ。無理、会いたい、すき、しんどい。
「ちょっと、うるさいから静かにしてもらえませんかね。」
ノックもなしに人の部屋に入るとは不法侵入同等だ。
殺してくれるわ(殺しません)。
「仕方ないじゃん、彼女に会えなさすぎて俺の心はどうにかなりそうだ……」
「あっそ。何でもいいけど静かにしてよね、せっかくのライブが台無しだわ。」
姉には彼氏がいない。
俺が言うのもなんだけど、別に顔は悪くないと思う。ただ、ちょっと彼氏の理想が高くて、推しが命なだけだ。いつだったか、「推しが死んだら自分も死ぬ。」って宣言してた。コワイ。
スマホに視線を戻し、再び彼女の写真を開く。
いやかわいいんだよなー、何この生き物！姉と同じ女性とは思えない(失礼)。
「はぁ…」
そしてまたも、俺の溜息は漏れるのだった。
Chelsea 『恋→一途』
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作者です。
暇だったから書きました(ほんとはやること山積みです)。
夢作者の私が言うのもアレですが(どれ)、ぶっちゃけ恋人は居なくてもいいと思います、はい。
夢がない訳じゃないですよ。なんなら夢見がちな人間だし()
でも、恋人が居ても楽しくないとか、幸せじゃないとかなら要らないと思います。
「初恋はどんな味？」状態(グロリアス状態)は避けたいところです、個人的に。詳しくは曲を聴いてください(布教したいマン)。
みんなハッピーに生きるのが一番！今日も楽しく生きよ！！
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作者名：名奈 | 作成日時：2021年1月18日 17時
