Black Caudal fin 2 (ページ9)

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あ「(MPさんには無理を言ってしまったけど…あんな事があってからでは彼に会う勇気がないわ…)」

そんな事を考えていた時、玄関とリビングを隔てているドアが開いた

あ「(誰…?MPさん?)」

(名前)は開いたドアの方へ振り向いた

あ「っ⁉」

ヒ「(名前)…」

(名前)は玄関から出ようと、急いで身体を翻した

ヒ「待て!」

ヒューゴーが(名前)の腕を掴んだ

あ「⁉……離してくださi…」

ヒ「……」

あ「離して!」

ヒ「嫌だ。君にちゃんと謝りたいんだ!」

あ「謝る?」

ヒ「俺はあの時、俺の本心を君に伝えたつもりだった。だが、それが君を傷つけてしまっていると知らなかった。そして…泣かせてしまった。すまない…」

あ「そんな…私が勝手に逆情しただけなのに。悪いのは、私です…手を差し伸べられて嬉しかったはずなのに、私のようなモノにはあなたが眩しすぎたの…」

ヒ「君の中にある葛藤の源はまだわからないが、君は変われるんだ…その力は必ず君の中にある。」

あ「ヒューゴーさん…」

ヒ「それに…一昨日、言い忘れた事なんだが⁄⁄⁄」

あ「？」

ヒ「⁄⁄⁄お、俺は…君がs」

ピーンポーン!

ヒ「(あ"ぁぁーー!!)」

インターホンの音を聞いたグローリアがやって来た

グ「あら二人とも、まだ喋ってたのね!中に入って?」

グローリアに背中を押されリビングに入って行った

オ「どおどおどお？仲直りできた?」

オーシャンがヒューゴーに耳打ちした

ヒ「一応な」

オ「本当⁉あー良かった!(仲直りさせた僕ってちょーポップ‼)」

Mv「何を喋ってたのよ?」

あ「…秘密です。」

グ「お待たせしました!本日のメインゲスト、ミッキーマウス&ミニーマウス!」

ﾐｷ「やぁ!久しぶりだね!」

ﾐﾆ「みんなが揃っていて嬉しいわ!」

ﾐｷ「君達がヴィランズ界のファッションアーティスト、Ms.ヴィーラとMr.ポライトだね!」

Mv「そうよ、夢の国の王様」

ﾐﾆ「このお嬢さんは新しいお友達ね!」

あ「はじめまして。ヴィーラさんのモデル、(名前)と言います。」

ﾐﾆ「こちらこそ、はじめまして!」

カ「メインが揃ったなら、早速本題に入りましょう?」