Black Caudal fin 2 (ページ32)

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次の日

Ms「では行ってきます!(名前)さん、もしわからない事があったらホテルに残った方々に聞いてくださいね!」

あ「はい…行ってらっしゃい」

MD「行ってくるぞー!!」

v「いつまでも喋ってないで早く行きなさい。」

MD「(´・ω・｀)」

急にホテルのか中が静かになった

あ「(とりあえず部屋に戻ろう…)」

と、部屋に戻って来たが何をすればいいのかわからなかった

あ「…陸の世界…見えるかな」

ふとそう思った(名前)は、カーテンの隙間から窓の下を覗いた

あ「…すごい人の数…!あそこにいるのって」

窓から見えた景色の中にリクルーティングの最中である彼らがいた

あ「あれがヴィランズのリクルーティング……
…っ⁉」

昨夜と同様の頭痛が(名前)を襲った

あ「(❨ヴィランズは敵だ…!❩ この声って…) お父さm…っ⁉⁉」

以前のようにすぐは治まらず、第二波、第三波と続くように心まで支配しそうな声は頭痛と共に脳内に響いた

あ「はぁ…はぁ…」

(名前)は窓際に置いてあったドレッサーにもたれかかって立っているのがやっとだった

あ「(治まった…)」

痛みは治まったものの、先程の声が自分を操ろうとしているのではないかと不安になった

あ「気分転換してこようかな…」

そう思い立った(名前)は誰にも告げず、ホテルを出た

コンコンコン…

HK「(名前)、いるか?アップルパイが焼けたらしいんだが一緒に食べないか？」

しーん…

HK「(返事がない…眠ってしまったか。起こすのも悪いな、また来よう。)」

ホックは(名前)がホテルを出ていたことを知らなかった

外に出た(名前)は海には無い巨大な火山に惹かれその方向に歩いていった