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JH「どうしたの、難しい顔してるよ?」
あ「あっ…ジャックハートさん」
JH「君にそう呼ばれるなんていつぶりだろ…ジャックでいいよ、この前までそう呼んでくれてた」
あ「…はい」
VL「ジャックさんったら、私だって(名前)さんとお話しするのを我慢しているのに…!」
MD「ジャックゥ〜…(ノД`)」
ヴェールはジャックハートに話しをやめさせに行こうとしたが、ハーデスがそれを止めた
MH「きっと多くは語らない、彼に話をさせてあげて…」
ハーデスはジャックハートが何を話したいのか解っているようだった
JH「あの時はごめんね、君を混乱させちゃった」
あ「あの時…?」
JH「ボクっていつもそうなんだ…大好きな子を悲しませる…エンターテイナーのはずなのにね」
あ「ジャックさん…?」
JH「君を想うボクの気持ちに偽りは無かった。でも、今のボクに大好きな子を幸せにする資格はないよ…あの時のボクはいつも以上にイカれちゃってた。本当にごめん。」
(名前)は何の事を謝られているのかわからなかった
あ「あの…よくはわかりませんけど、ジャックさんにも誰かを大切にする資格はあると思います。だから、これから先に現れる大切な人にその気持ちを伝えてあげてください。」
JH「ありがとう、(名前)。…じゃあね」
ジャックハートは(名前)の元を離れ大広間を出ていった
MD「ジャックゥゥゥ〜。゚(゚´Д`゚)゚。」
MH「言ったとおりだったでしょう?きっと彼の中でケジメがついたのよ」
VL「少しはジェントルマンに近づいたようですね、ジャックさん」
Ms「(名前)さん、お部屋に戻られますか?」
あ「はい」
(名前)はスキャターと共に部屋へ戻った
あ「スキャターさん」
Ms「はい、なんでしょう?」
あ「その、リクルーティングが行われているとき私は何をしていればいいのでしょうか?」
Ms「そうですね…リクルーティングにもセイリングにも参加は出来ないでしょうから自由行動で良いと思いますよ!」
あ「わかりました」
Ms「あ、でも!アトランティカには戻らないでくださいね?」
あ「戻りませんよ、なぜかここの方が居心地良いんです。」
Ms「ふふ!それは良かったです!では、お休みなさい。」
あ「お休みなさい。」
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作者名:W_Harp | 作成日時:2018年11月12日 15時