第３８廻 ページ38
たまお＞す、すみません・・・。
彼女は玉村たまお、麻倉家の門下生
４歳の頃から麻倉家に仕えている、シャーマンの少女
ポンチとコンチという狸と狐を持霊としていて、占いをするんだとか
極度の恥ずかしがり屋で、会話のほとんどはスケッチブックを使う
正確には、スケッチブックに書いてあるコックリさんに使われるそれを利用する
ちなみに今もそうだ
葉＞“あ、の、う。みなさん、おふろのじゅんびができましたので、どうぞおはいりくださいまし”。おぉ！
そうして男性陣がお風呂を満喫している間に、たまおと雪菜で食事の後片付けを
ちなみに、なぜか阿弥陀丸と馬孫も風呂を満喫したとか
ガラハッドも
ｶﾞﾗﾊｯﾄﾞ『笑ってないで助けてくれ、雪菜』
雪菜＞ふふっ。まあまあ。
次に女性陣が入浴
ポンチとコンチの覗き未遂があったものの、アンナの鉄拳によって制裁が下されたとか
ピリカ＞あ、あの・・・雪菜さん？
雪菜＞ん？
ピリカ＞その傷・・・。
言いながらピリカが指したのは、背中にある傷だった
雪菜＞あ、これですか？ちょっとドジってしまいまして。ですが、これでもだいぶ薄くなったんですよ？お医者様の話では、そのうち消えるそうなので。痕は残りません。
ピリカ＞そう、ですか。よかった。
アンナ＞・・・。
それは、ファウスト�疾い�ら受けた傷だと、アンナはすぐにわかった
だがどこか安心もしている
傷痕が残るなど、やはり女の子としては気になるだろうから
風呂を出ると男性陣と合流し、星を眺める
だがひとり、この場にはいなかった
ｶﾞﾗﾊｯﾄﾞ『雪菜はどうした？』
アンナ＞屋根よ。そこが落ち着くんですって。
ｶﾞﾗﾊｯﾄﾞ『ああ・・・』
阿弥陀丸『危ないでござるな。すぐに降りるよう、雪菜殿に言うべきではござらんか？』
ｶﾞﾗﾊｯﾄﾞ『そう言ったところで、雪菜は降りないだろう。まあ大丈夫だ。雪菜は僕と違って、高い所はむしろ得意だからな』
蓮＞・・・。
屋根の上にいるであろう雪菜の姿は、彼らがいる場所からは見えなかった
蓮＞・・・チッ。
なぜかはよくわからない
だが蓮は、なぜか彼女と話をしなければならないと
そんな気がした
葉＞蓮、どこ行くんだ？
蓮＞うるさい、俺の勝手だ。
葉＞そっか。ウエッヘッヘ。
蓮＞・・・チッ。
わかっていて、わざと聞いたのだろう
ついて行こうとする馬孫に「来るな」と言いながら、蓮が民宿に入って行くのを、葉と阿弥陀丸は見送った
- 金 運: ★☆☆☆☆
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サヤノ - 今度は葉と蓮の対戦に備えて休み休みに頑張ってください。 (2021年6月23日 7時) (
レス) id: 83edd54df0 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来れば……持ち霊さん、紹介したほうが良いのですが、女版アーサー王物語の女騎士がすごいですが、どんなにオーバーソウルの修行したか気になります。 (2021年6月19日 9時) (レス) id: 83edd54df0 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年6月17日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミサカ美琴 | 作成日時：2021年6月9日 4時
