第３２廻 ページ32
蓮〈待てよ。確かこの女・・・〉
髪は三つ編みにされていて、服装も違うが
あの時、ファウスト�疾い貿愧罎鮖造蕕譴討い申�だと、蓮は思い出す
度胸はあるが、大して強くはないだろうと判断した女
だが彼女は、片手で剣の柄を握っている
馬孫の一撃を受け止めているにも関わらず、だ
雪菜＞ガラハッドと事前にオーバーソウルしておいてて正解でしたね。シャーマンファイトの合図はまだですよ？今からそんなに熱くなっていては、この後の戦闘、すぐに巫力切れになってしまいますよ。阿弥陀丸さんも落ち着いてくださいね。私が出なかったら、阿弥陀丸さんが出ていたでしょう？
阿弥陀丸『す、すまぬ。拙者、つい興奮を』
葉＞いいさ。オイラを守ろうとしたんだろ。ありがとな、阿弥陀丸。雪菜もありがとな。ウエッヘッヘ。
蓮＞っ・・・またしても俺の前でヘラヘラと・・・。
怒りを含んだ声色で言うと、羽織を脱ぎ捨てて馬から降りた
蓮＞やはりただのゆるい男だったか。貴様など俺の真の実力を見せるには及ばん。
馬孫『坊ちゃま、
蓮＞黙れ、負け犬。俺は強い。一撃で仕留めてみせる。
葉＞あれ？お前あれからちょっとだけ背伸びたんじゃねぇか？
蓮＞当然だ。俺は毎日牛乳３本飲んでるからな。
雪菜＞その割には短気ですね。カルシウム不足はなさそうなのに。
まん太＞先輩・・・。
そして、オラクルベルがファイト開始へのカウントダウンを始めた
葉＞なんか来たみたいだな。
蓮＞フン。とぼけるなよ。貴様の死へのカウントダウンじゃないのか？
「FIGHT」が表示された瞬間−−
葉＞！
蓮＞馬孫 憑依合体 イン 馬孫刀！見よ、そしてくらえ！これが俺の黄金に輝く、オーバーソウルだ！ゴールデン中華斬舞！
振り下ろされた馬孫刀が叩きつけられ、土埃が舞う
馬孫刀の先は、まるで棘のついたハンマーのようだ
まん太＞ああ・・・あ・・・。
雪菜＞・・・。
葉＞あぁ、ビックリした。
まん太＞ん？
晴れた土煙から姿を現したのは、やはり笑みを浮かべる葉
葉＞やっぱお前、なかなかやるな。
雪菜〈葉くんのオーバーソウル、以前とは姿形が違う・・・ヨミの穴は、想像以上の巫力を葉くんにもたらしたようですね〉
蓮＞それが貴様の新しいオーバーソウルか。少しはパワーアップしたようだな。
葉＞ヘヘ、そいつはどうもありがとう。
蓮＞フン。また間の抜けた答え方なんぞしやがって。つくづく頭にくる奴だ。だが・・・！
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サヤノ - 今度は葉と蓮の対戦に備えて休み休みに頑張ってください。 (2021年6月23日 7時) (
レス) id: 83edd54df0 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来れば……持ち霊さん、紹介したほうが良いのですが、女版アーサー王物語の女騎士がすごいですが、どんなにオーバーソウルの修行したか気になります。 (2021年6月19日 9時) (レス) id: 83edd54df0 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年6月17日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミサカ美琴 | 作成日時：2021年6月9日 4時
