第３０廻 ページ30
葉・ま＞おはよう・・・。
雪菜＞あ、おはようございます！
葉＞雪菜！？
まん太＞先輩が朝ご飯を！？
雪菜＞はい。あ、不味くはないと思いますよ。そうだ、葉くん。すみませんが、洗い物だけお願いしてもいいですか？このあと出掛けないといけなくて。
葉＞いいけど・・・どこ行くんだ？
雪菜＞シルバさんのとこです。今はカリムさんも同居されてるんですけど。あのふたり、放っておくとすぐに部屋が散らかるんです。特にゴミ。ご飯もまともなの食べないですし。
葉・ま〈母親だ・・・〉
そう思ったのは言うまでもない
雪菜＞・・・今夜ですね。最後の決戦。
葉＞ああ。
雪菜＞場所、どこでしたっけ？
まん太＞摩多霊園ですよ。
雪菜＞そうでしたね。そしてお相手は、えっと・・・道蓮くん、でしたね。
まん太＞はい。葉くんが一度は倒した事のある相手ですけど・・・。
雪菜＞・・・おそらく、その時よりも強くなっているんじゃないですか？だから葉くんは、巫力をあげたいと願った。
葉＞・・・・・あ。
雪菜＞ん？
葉＞雪菜の巫力は、どのくらいなんだ？
雪菜＞聞かない方がいいですよ。
葉＞え？
雪菜＞私の場合、潜在的な能力値が高かったらしく・・・巫力もその辺のシャーマンと比べたら、軽く超えているようでしたし。何より私、一度死んだ身ですし、１ヶ月近く死に触れていましたから・・・葉くん達もビックリな数値なので、気力ダウンを避けるためにも聞かない方がいいと思います。
まん太＞そんなに！？
雪菜＞あ、オーバーソウルくらいなら教えてもいいですよ。
葉＞そういえばオイラ、雪菜のオーバーソウル知らないな〜。
雪菜＞私のオーバーソウルは、あの盾です。
まん太＞でも、あの盾って実物なんじゃあ・・・。
雪菜＞普通の人間が、あそこまで重量のある大きな盾を振り回せると思いますか？
まん太＞あ。
雪菜＞実際は、あそこまでの重さや大きさはありません。巫力でそう見せているだけです。憑依合体先を剣に変えれば、剣と盾になります。ですが私は、争いはあまり好みません。ですから、護る事に特化させようと思うと、剣よりも盾を対象とする方がいいんです。
まん太＞なるほど。
雪菜＞私の盾の力は、ガラハッドとのオーバーソウルがあってこそ、有る力なんです。あ、オーバーソウルといえば・・・。
葉・ま＞？
雪菜＞ヒトダマモードの時の皆さん、なんだかカワイイと思いませんか？
笑顔でそう言う雪菜に、阿弥陀丸も揃って苦笑したとか
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サヤノ - 今度は葉と蓮の対戦に備えて休み休みに頑張ってください。 (2021年6月23日 7時) (
レス) id: 83edd54df0 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来れば……持ち霊さん、紹介したほうが良いのですが、女版アーサー王物語の女騎士がすごいですが、どんなにオーバーソウルの修行したか気になります。 (2021年6月19日 9時) (レス) id: 83edd54df0 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年6月17日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミサカ美琴 | 作成日時：2021年6月9日 4時
