風邪っぴき１ ページ45
今日の俺はとてつもなく頭が痛いのだ。
そう。とてつもなく。
…風邪でもひいたかな、、
「これ可愛いくなーい？？」
勝利「いいんじゃない…」
ネイルの写メを見せてくるAちゃんにも
ついついそっけない態度…
「………。←ジーッ
わかった。勝利は頭痛いんだ。」
勝利「…よくわかったね…、」
「その感じだとどっかしら体調悪いって
わかるよ、誰でも。笑」
勝利「でも頭痛いって…」
「それはー、長年の勘？笑」
勝利「…そっか…」
「薬飲めば？あげよっか？」
勝利「…なんの薬？」
「え、普通に頭痛薬。」
机の上にあったカバンを引き寄せて
ポーチから薬が出てきた。
勝利「すごいね…持ち歩いてるの…？」
「うん。いつ痛みが襲ってくるか
わかんないじゃん？笑」
勝利「そうだけど…、」
こういう時に女子だなぁ…って再確認する。←
「勝利錠剤飲める？？」
勝利「それくらい飲めるわ…」
「あはっ！
だってたまに飲めないって人いるじゃん。
はい、どうぞー。」
勝利「ありがと…」
手のひらに薬が置かれ、
それを近くにあったペットボトルの水で
流し込んだ。
あ、ペットボトルの蓋に菊って書いてある。
…まぁいっか。←
「薬飲んで寝てればいくらかマシになるさ！」
勝利「ありがと…、」
ソファへ移動しようと立ち上がると
頭が割れるような痛みに襲われて思わず
うずくまった。
ズキン…ズキン…、
勝利「っ…！」
「え、大丈夫？
ゆっくり動かないとダメだよ。」
勝利「…いたい…、」
「…おさまった？立てそう？」
勝利「…ふーっ、」
「いくよ、せーのっ。」
Aちゃんに支えてもらってソファーへ。
やばい、悪化した…今ので…、
勝利「Aちゃんも座って…膝枕がいい…」
「そっか。」
勝利「…座って、、こっちに…早く…」
こんな素直にポンポン甘えられるなんて
よっぽど俺弱ってんのかも…
恥ずかしいっていう自覚はあるけど
それよりも体のだるさと誰かに甘えたい気持ちの方が勝っていた。
「こう？？」
勝利「うん…、」
甘えたな俺に戸惑うことなく
スッとソファーに座ってくれたAちゃん
優しい…、
「いいよ、勝利が寝やすい体勢探しなよ。」
勝利「これが楽…、」
「そっか。じゃあおやすみ。」
Aちゃんに背を向ける状態で寝転んだ。
ふわっと優しく俺の二の腕のあたりをトントンしてくれる…、
…めっちゃ、それ、いい感じ…
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りみるく - この神宮寺の話すきー、（笑） (2016年8月26日 4時) (
レス) id: 86b0595696 (このIDを非表示/違反報告)
れ(プロフ) - もーほんとたまんないです！めっちゃキュンキュンするしめっちゃ笑えるし！これからも更新頑張ってください！この作品大好きです！ (2016年8月15日 15時) (レス) id: 84dca2b3e4 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - みゅーちゅさん» 嬉しいですありがとうございます〜（ ; ; ）！ (2016年4月21日 7時) (レス) id: d6e747aca5 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゅ - ずっと応援するので！ありがとうございます<(_ _*)> (2016年4月18日 13時) (レス) id: a7a57309a7 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - みゅーちゅさん» 貴重ななコメントありがとうございます。自然な関係性を意識しすぎていましたね（ ; ; ）もう少し胸キュン要素があってもいいですよね！入れていけるように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします(^^) (2016年4月16日 22時) (レス) id: bd1a0aa709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者
| 作成日時：2016年3月7日 23時
