イノセントデイズ ２ ページ30
回想シーン
幸せな日々。
日の当たるリビングで曲作りする２人。
ショウリのギターに合わせて歌うA。
「誰かの為の時間も、誰かの為の痛みも〜…」
ショウリ「ここ、こっちの方がいいかな、？」
「きっと、全てが宝物…」
ショウリ「んー！…海行かない？」
Aはショウリの言葉に
広い庭のその先に見える海を見つめる。
天気は気持ちいいくらい晴れている。
「うん！いく！」
砂浜は2人きり。手を繋いで砂浜を歩く。
「きゃははっ！笑」
ショウリ「ははっ！笑」
Aを波打ち際に押して遊ぶショウリ。
「うわ！服濡れた！！笑」
ショウリ「待って俺も！！笑」
「本当だ！笑」
走り回って遊び疲れた2人は砂浜に腰を下ろす。
ショウリ「……ちゅっ！」
思わず隣のAの頬に軽くキスをするショウリ。
「えっ？…ふふふ。笑」
びっくりしてショウリを見るA。
ショウリ「…好き。」
ジーーッとAの目を見て伝えるショウリ。
「ふふふっ、笑」
終始照れ笑いのA。
ショウリ「いや、照れすぎでしょ、ふふ。笑」
そんな幸せな日々もありながら…
ついに別れを切り出すショウリ。
薄々気付いているAはわかっていても
泣いてしまう。
「ショウリの気持ち…わかってた、、
私は、東京に行きたい。
ショウリの作った曲で勝負したい…っ、」
ショウリ「…、」
ショウリの表情で全てを悟ったA。
もう何を言ってもショウリの気持ちは変わらないのだと…
「ショウリ、ありがとう。
大好きだったよ…っ、」
その言葉に
俯き、頷き、Aに背を向けて去って行くショウリ。
日が経つにつれてAも気持ちに整理がついた。
引っ越し準備をする者、去る準備をする者。
今日の夜からそれぞれの道へ進む。
ー夜。
東京行きの夜行バスに乗り込むケントとソウとマリウス。
そこにAの姿はない。
ケント「あいつ…やっぱりショウリを追いかけたか…」
Aがショウリに未練を抱いていたのをわかっていたケント。
ここにいないということは、ショウリといることを選んだと言うことだ。
すると、足音が聞こえて、乗り込んで来たのは。
ケント「え、、！」
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作者(プロフ) - きゃなえさん» 嬉しいです！ありがとうございます！！次のシリーズもよろしくお願い致します！！ (2019年6月2日 0時) (
レス) id: 7e00e4bd22 (このIDを非表示/違反報告)
きゃなえ(プロフ) - この作品が本当に好きで何度も読み返ししてしまいます！自分のペースでいいので更新楽しみにしてます(^^) (2019年5月30日 17時) (レス) id: fce1ab07c0 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - みゅーちゅさん» わあ！嬉しい！！！本当にいつもありがとう！！！ (2019年5月4日 8時) (レス) id: 49e2050aff (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゅ(プロフ) - ヒューーー！！！！おめでとう！！！！！！！！！！頑張れー！！！！！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: a9f42f7208 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - くらげさん» わー！コメントありがとうございます！嬉しい（；＿；）！ありがとうございます！これからも読みに来て下さいね！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: e20fd1a41c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者
| 作成日時：2018年3月17日 11時
