イノセントデイズ １ ページ29
No サイド
設定
A(23)
ショウリの彼女でありメインボーカル担当。
ケント同様、東京へ行きたい気持ちが強い。
しかしショウリの気持ちには気付いている。
そんな中別れを切り出されてしまうが…
ショウリとも別れたくない…
でも東京へ行くには別れなければならない。
でも東京へはみんなと行きたい…葛藤と戦う…
ショウリの部屋で楽譜を見て固まるケント。
楽譜からはショウリの名前が消えていたのだ。
部屋の前を通りかかったAは
ケントの異変に気付き、部屋の中へ入る。
「あの、、大丈夫？」
ケント「……、これ、いつから…っ」
ケントの言葉に楽譜を覗き込むA。
そこにショウリの名前がないことに気付く。
もしかして、フウマに続きショウリも…？？
不安を隠せないケント。
「っ…、、」
ケント「…！お前知ってたんだな…」
Aの表情で全てを理解したケント。
そこへショウリが部屋へ…
ショウリ「…っ！、」
ケント「お前…、」
ケントが楽譜を持っていることに気づいたショウリ。
ショウリ「これで…最後にしようと思ってる。」
ケント「…、お前もかよっ！！！」←楽譜を投げる
大声で怒鳴るケント。
Aは俯いたままで2人の顔が見れない。
回想シーン
夜 ショウリとAの部屋。
ショウリが弾くギターの音色に
好きな気持ちが溢れて思わず目を瞑って聞き入るA。
だが、ショウリの思いに気付いているAは
音色を聞きながらも切ない気持ちになり
思わずショウリの近くへ。
ショウリの隣に座る。
音が止まり、楽譜に視線を落とすショウリ。
「ショウリのギター…」
ショウリ「…、」
「好きだよ。」
ショウリ「うん…、」
「ずっと、」
ベッドの上。ショウリの腕枕で眠るA。
仰向けに寝ていたショウリは身体をAの方へ向ける。
ショウリ「…、…」
Aの頭をゆっくりと撫でる。
「んんぅ…」
ショウリ「…、、」
Aはくすぐったそうに動いて更にショウリの胸に顔を埋めた。
ショウリ「…はぁ…」
東京へ行く気持ちが薄れた今、
Aへの気持ちも薄れていっているショウリ。
この関係にどう終わりをつけようか…
思わずため息が出るが、Aの寝顔に視線を落とす。
ショウリ「可愛い…」
未だに、やっぱり愛しいと思う瞬間はあって…、
Aの頬を撫でてショウリも眠りについた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3875人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
作者(プロフ) - きゃなえさん» 嬉しいです！ありがとうございます！！次のシリーズもよろしくお願い致します！！ (2019年6月2日 0時) (
レス) id: 7e00e4bd22 (このIDを非表示/違反報告)
きゃなえ(プロフ) - この作品が本当に好きで何度も読み返ししてしまいます！自分のペースでいいので更新楽しみにしてます(^^) (2019年5月30日 17時) (レス) id: fce1ab07c0 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - みゅーちゅさん» わあ！嬉しい！！！本当にいつもありがとう！！！ (2019年5月4日 8時) (レス) id: 49e2050aff (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゅ(プロフ) - ヒューーー！！！！おめでとう！！！！！！！！！！頑張れー！！！！！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: a9f42f7208 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - くらげさん» わー！コメントありがとうございます！嬉しい（；＿；）！ありがとうございます！これからも読みに来て下さいね！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: e20fd1a41c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：作者
| 作成日時：2018年3月17日 11時
