昔話 ２ ページ13
本番直前。
舞台袖で緊張しているA。
藤ヶ谷「A。」
「…っ…ぐずっ、、泣」
藤ヶ谷「何で泣くの。笑」
Aは藤ヶ谷の顔を見た瞬間泣いてしまった。
藤ヶ谷は優しくAを抱きしめた。
藤ヶ谷「大丈夫。大丈夫。」
「んっ、、んっ…
こっわっいのっ…んっんっ、、泣」
藤ヶ谷「うん…怖いね。怖かったよね。」
「んっ、、こっわ…かったのっ…泣」
藤ヶ谷「うん。そうだね…。」
「んっ…、んっ、く…こ、んっ、、泣」
しゃっくり上げながらも話そうとするA。
藤ヶ谷「よしよし…ちょっと落ち着こう。
そんなに泣いてたらお客さんびっくりしちゃうよ。」
優しく背中を撫でて落ち着かせる藤ヶ谷。
しばらく抱きしめてもらい落ち着いてきた、
「…、、」
藤ヶ谷「まぁ、落ちたら怖いよな…。
俺だってそうなったら怖いもん。
でも、スタッフさん信じて飛ぶしかないんだよ。笑」
「それで落ちたら…？それで落ちたんだもん。」
藤ヶ谷「それで落ちても、、
信じてまた明日も飛ぶしかない。笑
言っとくけどお前今日からほぼ毎日飛ぶんだよ？
そんな事言ってらんねーよ。
お前のフライングから舞台始まるんだし。」
「ジャニーズなら出来る？」←不安な時にいつも聞く台詞
藤ヶ谷「ジャニーズなら出来るよ。笑」
「うん…。」
Aはジャニーズなら絶対に出来ると
自分に言い聞かせているのだ。
「ジャニーさんにさっき会った。」
藤ヶ谷「何か言われた？笑」
「Youやってもらわないと困るよって、」
藤ヶ谷「ははは…笑
ジャニーさんもAやんないってなったら
困るよ、いいの？笑」
「ダメ…」
藤ヶ谷「ジャニーさんも今日見るらしいから、
左足どうするんだった？」
「左足は伸ばす。ピーンって。」
藤ヶ谷「そうそう。ピーンを意識して、」
「ピーン！…きゃはは！笑」
藤ヶ谷「何がおかしいんだよ、笑」
藤ヶ谷と話すうちに落ち着いたらしく
次第にいつものお調子者のAに戻って来た。
藤ヶ谷「ピーンのポーズして？笑」
「ピーン！！」←変なポーズ
藤ヶ谷「ははは。笑」
「きゃははは！笑」
スタッフ「Aスタンバイだよ！」
「…はい！」
スタッフに声をかけられるとお調子者の顔から一変。
真剣な顔つきに変わった。
「行ってくる。」
藤ヶ谷「うん。飛んでる時俺舞台にいるからな。
絶対大丈夫だから。」
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作者(プロフ) - きゃなえさん» 嬉しいです！ありがとうございます！！次のシリーズもよろしくお願い致します！！ (2019年6月2日 0時) (
レス) id: 7e00e4bd22 (このIDを非表示/違反報告)
きゃなえ(プロフ) - この作品が本当に好きで何度も読み返ししてしまいます！自分のペースでいいので更新楽しみにしてます(^^) (2019年5月30日 17時) (レス) id: fce1ab07c0 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - みゅーちゅさん» わあ！嬉しい！！！本当にいつもありがとう！！！ (2019年5月4日 8時) (レス) id: 49e2050aff (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゅ(プロフ) - ヒューーー！！！！おめでとう！！！！！！！！！！頑張れー！！！！！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: a9f42f7208 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - くらげさん» わー！コメントありがとうございます！嬉しい（；＿；）！ありがとうございます！これからも読みに来て下さいね！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: e20fd1a41c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者
| 作成日時：2018年3月17日 11時
