SZの最年長は女の子。１０

ｉｆ… 体調不良編 ４ ページ7

健人サイド

お粥が出来上がったからさっき買って来た薬と一緒に寝室に運んだ。


健人「姫〜、おかゆ食べよ〜。」



風磨「あ、ほら。おかゆだって。」



Aはベッドに腰掛けた風磨の膝に乗っかっていた。
…コアラかよ。笑


健人「あのさ〜、気のせいじゃなかったら
Aさんすっげー泣いてたよね？笑」



風磨「は？すっげー泣いてましたけど？」←



健人「ハハッ！笑」




風磨「マジこいつさ〜ぎゅうしろっつーからしてやってんのにぎゅうして！って怒り出してここ(膝の上)でひっくり返ろうとするし。」



健人「マジかよ〜。笑」



風磨「抱っこしてお茶飲んだらやっと落ち着いた。」



健人「Aお粥食べよっか〜？」



そう言って顔を覗き込むと「んぅ〜…」って風磨の胸に顔を埋めてしまった。


これは…、食べないってことか…



風磨「食べよう？ご飯食べて熱下げないとさ、」



風磨がクルッとAの向きをこちらに変えてくれた。
その瞬間すごい嫌そうな顔でズルズルと下に落ちて行くA。笑


健人「あ〜あ〜…笑」



風磨「はい、地面に着地〜。笑」



「うぅう…！！！」


健人「唸るな。笑
はい、お座りしよう。おいで。」




「んー。」



床に寝転ぶAを起こして座らせた。



健人「ケンティー特製おかゆだよ〜。
おいしそう？」



「…うん。」



お？案外いい反応？



健人「フーッフーッ、はい、あーん。」



「や…」←プイッ



健人「そんなうまくいくわけねぇよな〜。笑」



「ないない…」


口を手で隠して完全に食べないモード。


健人「ないないじゃないの！笑」


風磨「じゃあ俺が食べよっかな〜…
Aのおかゆ俺が食べよっかな〜！」



健人「あっ！風磨食べちゃうって！いいの？
じゃあおかゆ風磨にあげよ〜っと。」


風磨「あー、、」←口開ける




健人「はい！あーん！」



風磨「ん〜！わぁ！すっごいおいしいっ！これ！」←オーバーリアクション



健人「ブッ…wwww」



風磨「…〜〜っwwwwww」←そのまま後ろへ倒れ込む



健人「何で、お前にっ…！！
何で俺お前にお粥食わせてんだよっっっ！
あははは…爆笑」




風磨「…爆笑」


爆笑する俺らを見てAもうっすらニヤついていた。笑



風磨「あ！笑ったべ！A今笑ったべ！笑」




健人「あはは…笑」



風磨「デデーーン！岩橋〜、アウト〜！」←ガキ使



健人「っあはは！！
やめろよぉ！腹痛い…爆笑」

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