3話 ページ4
「帰るの遅くなっちゃったな…乾くんと帰りたかったぁぁ泣」
1人そんなことを言いながら歩いていると、少し離れたところの建物から煙が出ていたのが見えた。
「え……嘘、あそこって……」
私はその煙の上がる場所まで無我夢中で走った。
生きた心地がしなかった。
乾くん乾くん乾くん!
乾くんのお姉さんの赤音ちゃんもいるはず!
「はぁはぁ」
乾くんの家について私はこれまでにないような感情になり、考える暇を与えず家の中に走って入った。
何人かの大人の人の止める声が聞こえたけど、
私の命より大切な2人がここにまだいる。
そう思うと怖くなって早く助けなきゃと思った。
乾くんの部屋に行くと乾くんが倒れていた。
「乾くんっ!!!今助けるからね!!もう少し頑張ってね!」
「……A?」
乾くんのか細い声を聞いて涙が出そうになる。
もう少しだから!乾くん頑張って!
次は赤音ちゃんだ!
隣の部屋に行くと赤音ちゃんも倒れていて、
心臓がヒュっとなった。
「赤音ちゃん!!もう少し頑張って!
絶対助けるから!!」
小学生の私には2人を背負うのはとても難しい。
でも絶対助けるんだ!と思い2人を運んだ。
すると火が渦巻く先から、ココくんの声が聞こえた。
「ココくん!!こっち!!」
「A!!今行くからな!」
ココくんは私の元に来てくれて、赤音ちゃんを背負ってくれた。
ーーーーーー
中途半端ですみません!
文字数の関係で次に行きます!
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ちえ - 私にとってはイヌピーもココちゃんもどっちも大事な二人だ (2021年10月4日 16時) (レス) @page3 id: 0560ab194e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘭花 | 作成日時:2021年9月26日 22時