2話 ライバル的存在 ページ3
私のもう1人の幼なじみ兼ライバル的存在。
その人はいつも私をバカにしてくる。
「お前そんなんだとイヌピーが振り向かねぇよ〜」
「うるさい!今はこんなだけど、大きくなったら素敵な大人の女性になるし!」
「おーおー頑張れ頑張れ」
ココくんはほんっとに腹立つ!
たしかに乾くんとは男同士だし私が入れない話もあることは知ってる。
でも!寂しいじゃん?!
「ココくんになんて乾くんはあげないから!」
「イヌピーは俺の方が好きだろー。
Aが知らない話もあるしー」
だめだ。勝てない。
ココくんは頭がいいからポンポンと私が黙るようなことが口から出る。
「ココ。Aをあまり虐めるな。」
私が言い返せなく、ぐぬぬとなっていると、
横から大好きな声でココに注意した。
「い、乾くんっ…!」
もうほんと好き。大好き乾くん。
目をキラキラさせ乾くんを見つめる。
「後からうるさくなる。」
「乾くん?!?!」
すると私の眼差しは乾くんの一言でスパンッと切られた。
ココくんは大爆笑。
また負けた…
ココくんに勝てる日が来るのだろうか。
でもそんな腹立つもう1人の幼なじみだけど、
ココくんといる乾くんは楽しそうで、悔しいけどそんな乾くんを見るのも大好きだから私はココくんのこと嫌いになれない。
ココくん優しいところもあるし…
勉強教えてくれるところとか、こうやって遊んでくれるところとか、乾くん大好きっていう話を聞いてくれるところとか!
乾くんのことは誰よりも大好きだけど、ココくんも私の大切な幼なじみの1人だ。
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ちえ - 私にとってはイヌピーもココちゃんもどっちも大事な二人だ (2021年10月4日 16時) (レス) @page3 id: 0560ab194e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘭花 | 作成日時:2021年9月26日 22時