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短編:寂しさを癒して(土方×希美) ページ3

「ほら、おいで」
俺は希美を呼ぶと、すぐ様唇を合わせた。恥じらいながら俺の舌を絡め、唾液を掻き混ぜる。時折、熱っぽい目で俺を見つめ微笑む姿が可愛く思う。
「どうしたんだ・・・?急にキスなんかして」
希美は胸元を指で辿り、呟く。
「さっき、何か無いと寂しいって言ったのはどこのどいつだ?」
「・・・・・・聞いてたのかよ」
希美は俺ほど煙草を吸わないが喫煙者でもある。
だが今日は妹の優里菜に煙草を吸ってたのを見られたらしく、隠すために咄嗟にゴミ箱に箱ごと捨てたらしい。帰ってきた時の第一声がそれだったのである。
俺は聞いてない振りをしていたが、仕事で疲れてる事もあって癒してやろうと思ってたのだ。故に希美にキスをした。

彼女を膝に乗せ口づけを繰り返す。触れ合うキスから徐々に深く絡め合うキスに変わっていく。
舌先で触れ合った後に、耳の輪郭を辿る。耳元の髪をかきあげ耳朶に沿って舌を這わせた後、舌を尖らせ耳の奥へと捻じ込む。
「んんっ・・・あっ」
擽ったさと背筋から湧き上がる感情に、希美は声を漏らす。
感じてる女はやっぱり可愛いと俺は心のなかで呟き、舌先を尖らせ首筋を舐め下り、甘噛みをして俺だけの華を咲かせる。
可愛く震わせる希美の姿が愛しい、快楽に溺れかける希美はもっと可愛い。

ふと、左手を太腿を滑らせて、下肢に触れる。下着の上からも既に滑りの良くなった花弁を丁寧に擦りあげる。
「耳・・・・相当弱いのか?もうココがとろとろだ」
「んっ・・・・・う」
希美の口から反応する様な声が漏れると、それが合図のように下着の中に指を差し込んだ。下着の中はぐずぐすに濡れ、花弁をゆっくりとかきまわすと小さな体がびくんと飛び跳ねた。
「はっ・・あ、あぁ・・・!」
もっと啼かせたくて蜜が溢れる花弁の中へと指を挿れた。上の壁を擦り上げ、濡れ湿る内部を指で感じ取ってる。
口付けをしながら、下の花弁を弄る。
希美はそれで、体をぴくぴくと震わせる。
「希美・・・・もっと欲しいか?」
俺は希美に問いかける
「うん・・・・・・」
そう言い希美は頷く。
その顔はとても幸せな表情を浮かべていた。


「─────俺しか考えられないようにしてやる」


まだ夜は、始まったばかりだ。

短編:人はそれを愛と云うのか(神威×舞奈香)→←短編:真っ赤な悲劇(似蔵/累次×つばき)



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神埼梨花(プロフ) - riiuさん» 色々ごちゃまぜ(´°Д°`) (2019年11月15日 22時) (レス) id: a74ed67423 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 優里菜ちゃんに聞くんか…嫌な予感しかしませんね本当にありがとうございました() (2019年11月15日 22時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨花 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年11月15日 22時

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