脱お父さん計画！2 (ページ7)

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Ep.55 ページ7

あ、及川女子じゃん←

あそこ私の定位置なのにー。

その横に見覚えのある男性2人が．．．

「おう！！久しぶりだなー女マネ！」

『あ．．．お久しぶりです．．．？』

嶋「その様子じゃあ覚えてねーな俺達のこと笑
俺嶋田マートの嶋田誠」

『あージャンプフローターの！！』

滝「お前覚えられかたな笑俺は滝ノ上祐輔」

『滝ノ上さんは烏養さん2と覚えています笑』

嶋「確かになんか似てるな烏養と。」

滝「え、まじ俺烏養に似てる？」

嶋「『髪色と目が何となく？笑』」

そんなおふざけは置いておいて軽く挨拶を済まし

私は及川女子から少し距離をとってコートを見下ろした。

烏野の隣では青城もアップをしている。

及川くんがサーブ連をする度に叫ぶ及川女子。

『うるさ．．．』

嶋「マネちゃん顔すごいよ、睨まない睨まない笑」

『あ、睨んでました？失敬笑』

私は表情筋を戻して烏野の方を見た。

日向くんの調子は上々そうだぞ、

田中もメンチ切りまくってるわ←

『田中ーやめなさい！』

田「Aさん応援よろしくっす！」

『ハイハイ頑張りなー！』

私がそういうと田中は"よっしゃー！"と言って叫んでいた

それは見なかったことにして←

近くでアップをしていた大地がこっちを見て手を振ってきた。

私も手を振り返したけど恥ずかしくて小さくなってしまった笑

『はぁぁ．．．大地かっこいい。好き///』

滝「忙しいなー君の表情筋笑
あのキャプテンとデキてんのか？」

『は、はい///ついさっき///』

嶋「出来たてホヤホヤだなー！青春だなー！」

滝「くそっ、リア充羨ましいぜ。」

『でも、私達浮かれて負けたりしないんで！
実力で劣るとしても勝つ気満々なんで負けないっす！』

フーン！と鼻息が聞こえそうなくらいの勢いで

言うと嶋田さんも滝ノ上さんもそうだな、烏野のはまた飛ぶぞ

なんてかっこいいこと言ってくれた。

私たち3人は試合が始まるということで

もう一度コートを見下ろした。

及「応援よろしくね〜♡」

及川女子「「及川さーん！頑張ってー！」」

『っち。』

気に入らねーな。烏野だって絶対負けないんだから！

そういう気持ちを込めて青城．．．及川くんを睨み見下ろした