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Ep.86 ページ38

澤村大地side



澤「はあ、美味かったな!」



『大地食べ過ぎだよ笑』



澤「俺まだ食べれるぞ。美味しかったしな」



Aが折角のデートだと言うのに


俺の好きな物に乗ろうとか


俺の好きなラーメン屋に行こうとか


ずっと俺の好きなところばかり行っていた気がする。



『今日すっごい楽しかったね!あ、あそこの公園懐かしい!』



Aは繋いでいた手を離して笑顔で公園に走っていった


そういえば小さい時も"大地くん早く行こうよ!"


何て走っていっては転んでたな笑



澤「走るなー転ぶぞ!」



『大丈夫ッ...っと危な。』



澤「ほら言わんこっちゃない。」



『へへ笑ねね、この砂場よく昔遊んだよね』



何て言ったそばから転けそうだったのに


砂場で山を作っているA


本当にコロコロ考えることが変わって面白いな笑



澤「懐かしいなー笑 よくお城作ろなんて言って
上手く作れなくて泣いてたよな笑」



『でも大地が作り直してくれたよね笑』



それもいい思い出〜と楽しそうに笑ってるけど


大雑把なのは変わってないみたいで


あれから何年も経ってるのに上手く作れなかったのか


"飽きた〜"何て言って山を崩していた笑



澤「相変わらずだな笑 しょうがない俺が作ってやるよ」



『さっすが大地〜』



澤「昔作ったのよりグレードアップしてやる」



『塀作ってちょっとカッコよくしようよ笑』



澤「おおいいな。俺ちょっと水持ってくるわ笑」



それから年甲斐もなく砂の城作りに熱中して


砂場全体を城にした←



明日子供が見たら驚くんだろうな笑



『なんか久しぶりに砂遊びしたら熱中しすぎたね笑』



澤「そうだな、気づいたらもう外も暗いしな。帰るか!」



『...そうだね。』



俺が座っているAに手を差し出すと


あからさまにまだ帰りたくないとでも言いたい顔をして


手を取って立ち上がった。


ホントにわかりやすいよなAは。


そんな顔されたらまだ帰りたく無くなるだろ


俺はAの顔を見て思わず抱き締めた。



澤「そんな顔すんなよー俺も帰りたく無くなるだろ?」



『だって、楽しかったしあっという間だったから』



とまたフグみたいに俺の腕の中で頬を膨らまして


俺を見上げている。


はぁ...こいつ全然わかってないな。



困るよホント。



俺は抱きしめたままAの首元に


顔を埋めにやける顔を隠した。

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設定タグ:ハイキュー!! , 澤村大地 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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ビト(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます。修正しました! (2020年11月3日 7時) (レス) id: 8b26d55bc1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 40ページ 形 ではなく 肩 ではないでしょうか? (2020年11月3日 6時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ビト | 作成日時:2020年10月7日 10時

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