脱お父さん計画！2

Ep.71 ページ23

2度目のおはようございます


今どんな状況かと言いますと


薄目を開けております←


いや、だって大地がめっちゃガン見してんだもん！


至近距離だし目開けにくいじゃん！



澤「起きてるだろ笑」



『．．．(ここは無視しよう寝たフリ寝たフリ)』



澤「そうかー寝てるのかー」



そういって大地が私の急所脇腹をこしょぐってきた


耐えろ、耐えるんだ！！宮瀬A！！



澤「これでも起きないかー」



そう言いながらニヤニヤして次は頬を引っ張ってきた．．．


普通に痛いし、何よりも半目キツイ！


でも絶対に起きてやんないもんね！(いや、何故)



澤「はぁ．．．じゃあ．．．ｯﾁｭ」



『ふぁっ！！』



澤「あ、起きた。おはようAの負けー
起きてたの知ってたよ、あー面白かった笑笑」



『ふ、不意打ちはずるい。ていうかファーストキス///』



澤「いや、初めてではない。昨日の夜した。」



え、ちょ。私のファーストキス記憶が無いうちに済まされてる？


寝起きだからなのか爆弾発言だからなのか脳が追いつかない。


昨日したって．．．え、いつ？



『はい？』



澤「だから昨日Aが寝てる時にー」



『うそ．．．え！昨日もさっきのもノーカン！
不意打ちだし昨日に関しては知らないもん！』



澤「じゃー不意打ちだったり寝てなかったらいいのか？」



『いや、時と場合によります．．．///』



大地はイタズラな笑みを浮かべて


狭いベッドでただでさえ近い距離を更に縮めてきた。


え、今私大地の家で寝落ちしてしかも二度寝して


お風呂入ってないよね、汚いよね？


しかも歯も磨いてない．．．そんな状態でキスだと？


無理に決まってる！大地、こんな汚い状態でキスはやめて。



『え、ちょ、待って私は磨いてないし汚いから
今はしたくないよ！』



そう焦って言うと

大地は少し笑って私を強く抱き締めた。



澤「すると思ったのか？」



『だって急に近づくから。』



澤「しないよ、A色々考えた結果嫌なんだろ？」



『だって、昨日お風呂も入ってないし
今なんて歯も磨いてない菌の集合体だよ私！！』



澤「ハハッそんなん気にしねーべ
それより笑菌の集合体はツボる笑笑」



大地は抱きつく腕を解いて爆笑し始めた


そんな笑うことないじゃない！



澤「それにさ、キスなんていつでも出来るしー」



『いつでもって．．．///』



どんな時にするんだ！


そんないつでもするもんじゃないでしょ！

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