脱お父さん計画！2 (ページ21)

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Ep.69 ページ21

澤村大地side

澤「だったらさ、勉強頑張ろう。な？」

『うん．．．頑張る。
だからもうちょっとこのままでもいいかな？』

澤「５分だけな？」

そういって俺は強く抱きしめ返した。

５分以上は俺もちょっとなんか変な気を起こしそうだからさ

自分の彼女が可愛いわけないだろ。

Aは幼馴染の頃から可愛かったし．．．

なんで俺今更気づいたんだろうな。

澤「さ、勉強するぞ？」

『うん！私頑張るぞ！』

なんて日向みたいな気合いの入れ方をしてる

俺は無意識に少し微笑んでいた。

Aはやる気に満ちて黙々と勉強をしていて

俺も引き続き手を動かしながらAに教えつつやっていて

勉強は夜まで続いた。

澤「A、明日休みだけど．．．って寝てるし笑」

俺は休みだけど明日も勉強するなら泊まってくか？

って聞こうとしたら既に疲れたのか突っ伏して寝ていた笑

ほんとこうやって充電切れみたいに

寝るの子供みたいで可愛いんだよな。

この体制はキツイだろうから俺はAを少し抱き上げ

ベッドに寝かした。

ここで起こそうとしても起きないだろうし笑

澤「ほんとよく寝るよな笑」

ベッドに寝かせたAの顔を少し眺め

改めてじっくりみる寝顔にまつげ長いなーとか

肌綺麗だよなーとか思っていると

寝言を言い始めた。

『んー．．．大地．．．好きぃ．．．』

澤「はぁ．．．お前はほんと．．．クソｯ．．．」

俺は寝ているAの可愛さに我慢が出来ず。

少し開いている薄い唇にキスを落とした

澤「．．．ﾁｭ．．．お前が悪いんだからな．．．好きだぞ」

俺がキスしたなんて知らないだろう顔は気持ちよさそうに

にこにこしながら寝ている。

俺はそんなAを1度撫でて少し勉強をした

もちろん集中なんかできるわけがなく

直ぐに中断して風呂に入り頭を冷やした

澤「あーおばさんに連絡しないとな。」

一言だけおばさんにメッセージを送って

俺はAに隣に入り眠りに入ったけどまぁ寝れるはずがない。

はあ世の中の彼女もちの男はすごいな

目の前でこんな安心しきって眠ってるAも凄いわー

とりあえず明日早く起きてA家に返さないと

と思い気合いで眠った笑