検索窓
今日:36 hit、昨日:17 hit、合計:95,194 hit

Ep.67 ページ19

澤村大地side



俺が嫉妬か?なんて少し意地悪して聞いてみれば


悲しい顔から、そっぽ向いて照れた顔をして"悪い?"


なんて言った。


可愛いな、なんて思って俺はついにやけてしまった笑



『大地は束縛されるの嫌?』



澤「いやー気にした事ないけど。
まあ束縛するってことはそれだけ好きってことだろ?
俺もAの事が好きって分かって、スガと旭と
一緒にいるの気に食わなかったし。」



『...///知らなかったけど…嬉しい、
大地も嫉妬するんだね...///』


俺が思ってたことを素直にいえばそっぽ向いていた顔を


こちらに向けて照れながら顔を真っ赤に染めて


嬉しいと言った。


俺の汚い嫉妬を喜んでくれるのお前くらいだぞ笑



澤「俺はいつでもAが手の届くとこに居て、
男と喋ったりしないで欲しいとか
最近はずっと思ってるよ。」



Aは幼馴染だし何時でもそばに居てくれる


なんて思ってた時期もあって余裕かましてたら。


周りはAを好きになって皆下心丸出して声を掛ける


正直Aが彼女になった今そんな余裕なんか1ミリもないし


年々綺麗になっていくAがいつか俺と別れて


幼馴染じゃない関係にもなって離れていくんじゃないか?


なんて思う時もある。


だから俺以外必要最低限話さないで欲しいとか


面倒くさいことばかり湧いてきている。



"私大人になったら大地のお嫁さんになる"



なんて言ってたこと思い出した。


実際そうなればいいな。何て思っている。


自分の気持ちに気づいていなかった時は


言う度いつもの事だろうなんてサラッと済ませてたな。


今更だけど...我ながら...



澤「最低だな...俺。ボソッ」



『どうかした?』



澤「あーいや?ほら菓子食って勉強するぞ」



そう言って誤魔化したけど


俺は少しの間自分の発言に罪悪感でモヤモヤしていた。


そんな俺の向かいで"美味しい〜"なんて


口いっぱいに俺の持ってきた菓子を詰めて笑って言ってる


俺はこの時にこの顔みて昔から変わらないなー


ずっと俺の隣でこうやって笑ってくれたらいいな


なんてほっこりとした気持ちになった。


あー好きだな...









さー俺も食べながら勉強再開するか。

Ep.68→←Ep.66



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー!! , 澤村大地 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ビト(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます。修正しました! (2020年11月3日 7時) (レス) id: 8b26d55bc1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 40ページ 形 ではなく 肩 ではないでしょうか? (2020年11月3日 6時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ビト | 作成日時:2020年10月7日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。