脱お父さん計画！2

Ep.65 ページ17

澤村大地side




今日は俺の家で勉強会


何故かって言うと母さんとおばさんが


Aの家にいるという事でこっちに来た。


俺らが付き合ってからどこから情報を得たのか


各々質問攻めをくらう毎日。


2人揃って母さん達に会ったら勉強なんて出来ないだろ笑


そういうことで俺の部屋で勉強をすることになったが．．．


『数学って何のためにやるのかなー』


澤「その時その時で必要になる時が来るだろ笑」


なんて言う会話をした。


このモードな入った時はもうやる気がなくなっている証拠


案の定休憩しようと言ってきたA



澤「飲み物と菓子持ってくるわ
母さんがいいの隠してると思うから笑」



『え、それ勝手に食べていいの？』



なんて半笑いで聞いてきた


母さんはどうせ隠したことさえも覚えてないだろう笑


それを分かってるから、いつもちょっといい菓子が見つかる


下に降りてAの好きなジュースと


戸棚の1番上に分かりやすーく隠してあるであろう


ちょっと高めな菓子を見つけて持っていった。



澤「何してんだ。」



『げっ。』



げってなんだよ笑


とか言いつつもマジで何してんだと思った。


A曰く男性向け雑誌を探していたらしい


心外だな、俺は読まないし興味が無い


澤「あるわけねーべ田中じゃあるまいし。」



『いや、ここであるって言われてもね？笑
ちょっと気になっただけだよ何かごめんね？』



そう苦笑いを浮かべるA


Aから見て俺はもってそうなイメージなのか？


それとも周りから見たとしてもそう見えてるのか？


部屋の入口で立ってたがAに近づいて聞いてみた


『いや、そうじゃないんだけどね汗』



澤「じゃあ俺に持ってて欲しかったのか？」




違うよ！と顔を赤くして焦るAは


男子はみんな持ってるイメージだと言った。


うちにクラスにもいるし


田中も部室にグラビアのポスター貼るし


そういうイメージにはなるだろうけど俺は断固として違う




澤「俺はそういうの興味無いし、
あったとしてもAにだけだから安心しろ。」



俺はそう言いAから離れ座っていた場所に戻った。


俺今結構恥ずいこと言ったよな？///


Aの顔をちらっと横目で見ると真っ赤になっていた


そんな俺も顔には出さないけど背筋には汗が伝っている


顔も赤いんじゃないか？って思う笑

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