Ep.62 ページ14
テスト一週間前という事で部活もおやすみ
おバカ4人集は放課後それぞれ仁花ちゃんや縁下に
教えてもらうらしい。
『大地、ここわかんない。』
澤「あーここはこの数式使ってみな、解けるはず。」
『ありがとう〜はぁ数学って何のためにやるのかな?』
澤「まぁその時その時で必要になる時が来るだろ。」
大地はシャーペンを動かしながら私にそう答えた。
今日は珍しく、大地の部屋でプチ勉強会
黙々と問題を解く大地の反対に勉強に飽き始めている私。
『大地休憩しよー』
澤「はー...そうだな。俺飲み物と菓子持ってくるわ。
母さんがいいの隠してると思うから笑」
『え、それいいの勝手に食べて笑』
澤「隠したことも覚えてないだろうか問題ない...グッ」
親指を自慢げ立てて
大地は部屋を出て下へ降りていった。
『大地の部屋って本当バレーの
参考書とか月バリしかないなー。ちょっとくらい無いの?』
いわゆる男性向け雑誌。
いや、合ったらあったで気まずいし嫌だけど
無さすぎるのもなー。
でも大地って真面目だしなー
『ちょっと探ってみよーっと←』
床にもう捨てるであろう週刊マンガの間とか
本棚の本と本の隙間とかー
ベットの下とか!?
『ないかー。澤「何してんだ。」げっ。』
澤「げってなんだよ。」
『いやー大地って男性向け雑誌とか持ってるのかなーって』
私ダイレクトに聞きすぎじゃない?
もう、この素直なお口のバカ!!
澤「は?あるわけねーべ田中じゃあるまいし。」
『いや、ここであるって言われてもね笑
気になっただけだよ何かごめんね?』
澤「俺ってAから見て持ってそうだったか?」
『いや、そうじゃないんだけどね?汗』
なんでこんな近いんですか?
さっきまで向かい合って座ってた距離じゃないじゃん!
澤「それとも持ってて欲しかったのか?」
『ち、違うよ!男の子って皆持ってるイメージだったの!』
澤「俺の部屋これしかないの知ってるだろ?」
『ごめん...知ってたけど出来心でつい。』
澤「俺はそういうの興味無いし、
あったとしてもAにだけだから安心しろ。」
大地はそう言い捨てて私から離れて元の位置に戻って行った
は?何サラッと恥ずかしいこと言ってんの?
私今すごい顔真っ赤なんだろうな///
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ビト(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます。修正しました! (2020年11月3日 7時) (レス) id: 8b26d55bc1 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 40ページ 形 ではなく 肩 ではないでしょうか? (2020年11月3日 6時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ビト | 作成日時:2020年10月7日 10時