脱お父さん計画！2 (ページ2)

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Ep.50 ページ2

澤村大地side

バスに乗り自分の席に行くと

澤「何でひげちょこがいるんだ。」

東「いや、そのー交代してと言われまして」

そう言って旭は苦笑いをしながら後ろを指さした。

指を指した先にはAが居て縁下とスガと話していた。

やっぱスガが好きなんじゃないか？

東「なあ大地。Aの事が好きなんだよね。」

澤「は？まぁー」

東「俺も好きなんだー。
今度勇気出して俺告ってみようと思うんだよね。」

旭は試合中と同じくらい真剣な顔をして

俺にそう言ってきた。きっと宣戦布告ってやつなんだろうな。

旭がAの事を好きなのは薄々気づいてはいた

前の俺だったら"そうか。""頑張れよ"とか

言ってただろうけど今はそんなことさらって言えない。

澤「Aは旭には譲らねー。」

東「そっか、だよな笑俺はそれが聞きたかっただけ」

旭は予想とは違う反応を示した。

東「俺好きだけど、気持ちとか伝えれるほど強くないから笑
もし言ったとして友達じゃなくなったらやだべ。」

俺にカマをかけたこの目の前にいる見た目だけはワイルドな

この男はそう言ってモジモジした。

澤「俺も振られたら気まずくなるのかな．．．」

東「ごめん．．．俺のネガティブ移ったわ。
大地に限ってそんなことは無いから大丈夫だよ！」

確信はないけど．．．と小さく言ったの聞こえたぞ笑

澤「俺とりあえずA怒らせたみたいだから
仲直りするよ。」

東「やっぱり喧嘩してたの…何か席変わった時
怖かったんだよね苦笑」

澤「試合前には何とかするよ。」

そう俺決心した。