STORY 34 ページ36
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全く状況が掴めないまま
部屋にあがるムンス君
「ソンジョン、あたし
引っ越すよ。ここに居たくない。」
少し悩んだ表情を浮かべ
ソンジョンは口を開いた
ｿﾝｼﾞｮﾝ『A、ごめん‥』
「ごめんって‥？」
そのやり取りを
ジーッと見つめているムンス君
ｿﾝｼﾞｮﾝ『来週から１ヶ月間
こっちに居れないんだ。研修で‥』
「え、研修？」
ｿﾝｼﾞｮﾝ『一緒に来て貰っても構わないよ
むしろ、来て欲しい。
こんな事になったから尚更。
ただ日本だから。悩むと思って‥
本当は今日言うつもりだった。
こんな時にごめんね』
「‥行く」
ﾑﾝｽ『あー、ダメですよ(笑)
引っ越し先が見つかり確認できたら
契約破棄になりますけど
そういう話で破棄にはなりません。
残念ですが、諦めて下さい』
すかさずムンス君。
ますます頭が真っ白になり
これから２ヶ月間
ソンジョンが居ないまま‥‥
「どうしたら‥」
ｿﾝｼﾞｮﾝ『あっちに行ってる間に
必ず見つけておく。引っ越し先
それまで待てる？』
ﾑﾝｽ『任せて下さい
その間は僕がAさんの‥‥』
ｿﾝｼﾞｮﾝ『約束して欲しいんだけど
ムンス君？』
「約束？」
ﾑﾝｽ『なんですか？』
ｿﾝｼﾞｮﾝ『一切手は出さないで、Aに
何があっても触れないで触らないで。』
ﾑﾝｽ『ここに済む以上断言はできませんが
なるべく、気をつけますよ』
あたしさえ
気をつければ大丈夫。絶対
ｿﾝｼﾞｮﾝ『家に来る時間も決めて欲しい』
ﾑﾝｽ『それは後ほど
Aさんとお話しするので
またご連絡を。
とりあえず今日は帰ってもらえますか？』
「ソンジョン‥」
俯くソンジョンの手を握る
ﾑﾝｽ『住むも同然なので
分かってもらえますよね？』
ｿﾝｼﾞｮﾝ『今日は帰るよ』
エントランスまで送ると
思い切り抱きしめられた。
ｿﾝｼﾞｮﾝ『よりによってこんな時に
本当にごめんね‥
週１で帰るから寄る。
それか、実家でよければだけど
そっちに来る？』
「ううん、平気
おばさんたちも困るだろうし
ムンス君も話せばきっと分かってくれる。
あたしなら大丈夫。
帰るときは言って？」
そして数日後
ソンジョンは日本へ行ってしまった。
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えるここ - すっごくおもしろかったです！ (2015年2月9日 0時) (
レス) id: d7c42b40a1 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 続けがきになります！みょんす？じょんこ？ものすごくきになります！続きを早く読みたいです！ (2014年4月30日 12時) (レス) id: 76d0d1aff5 (このIDを非表示/違反報告)
みじゅ(プロフ) - 続きすごく気になります!!!!最後の彼氏だれー！！って叫んじゃいました。笑 ソンジョンと幸せになれるのか分からなくなっちゃいました！でもその不思議な感じが大好きです。笑 (2013年12月14日 12時) (レス) id: 6512eafe89 (このIDを非表示/違反報告)
ベベ(プロフ) - 亜夜さん» お返事遅れてしまってすいません(>_<)ありがとうございます！頑張ります☆ (2013年12月6日 18時) (レス) id: ad1ae26805 (このIDを非表示/違反報告)
ベベ(プロフ) - うどんさん» お返事遅れてしまってすいません…(:_;)更新急ぎますね_(._.)_ (2013年12月6日 18時) (レス) id: ad1ae26805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べべ | 作成日時：2013年5月28日 9時
