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「 ねーねー 、 あの子 すごくない ? 」

「 どの子が。 」

「 だから、 今話題の 大谷翔平 くん! 」


私達は、昼ごはんを食べながら、そう話している。彼女は私の友人のもも。私より何倍も可愛くて、私より何倍も性格も良くて、昔からずっとモテモテで。私にとってはすごく羨ましい存在だった。かと言う私は、ももからよく無口、鈍感言われる。私は無口じゃないし、鈍感じゃない。

「 話題なの? 」

と聞くと、ももは食べていたパンが落ちてしまうほどに、びっくりしていた。

「 あんた知らないの?!やば、 」

そんな感じで、口をあんぐりと開けてしまったももが凄く可愛く思える。

「 うん。 知らない 」

と言って、私はおにぎりを一口食べる。ももはそっか…と小声で言うと、またパンを食べ始めた。ももは、その子に告白してもすぐにOKで、きっとラブラブになってしまうんでしょ、と私は勝手に思っていた。私はおにぎりを1個と、蒸しパンを1個食べる。ご馳走様、と手を合わせ、ゴミを捨てに行こうとする。

「 Aー!!!私より先に食べるなんて卑怯者!!! 」

と、後ろで怒鳴る声が聞こえるが、それは無視してゴミを捨てる。ももは急いで食べ、私の元にやってきた。近くで見るとやっぱももってかわいい。私より何倍も、何倍も。きっと他の人はこう見てるんだろうな、あの2人って友達なの?って。私はももと仲良いとおもってるし、別にあなたたちの意見なんて聞いてないんだけど、って感じだし。


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無名(プロフ) - おり、ふ、らを外して下さい。 (2023年3月30日 23時) (レス) id: 750269b531 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2023年3月28日 8時

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