青春シャバDABA

青春の２３ページ ページ24

.

潤「A起きろー！ってなんで聡が一緒に寝てんだ？」

「あぅ…私のトーマスゥウ！！」

日野「眠い。」

福山「おい、説明しろ。なんで聡が居るんだ。お前らまさか…！」

「あまり大きい声出さないでよ。慎の誕生日プレゼントに協力してもらってたら遅くなっちゃったから泊まっただけ。」

日野「みんなと一緒に来た？」

福山「いや、今日は俺が一番乗りでAん家来たからバレてねえと思うけど。」

「そう、ならよかった。聡の分は昨日で終わったから後は5人ね。」

日野「こんなくだらなくて面倒くさいことよく思いつくよね…。」

福山「とりあえず、聡だけでも準備しねえとバレるぞ。」

潤に急かされ慌てて制服に着替えて、ドレッサーの前で髪を整える聡。なんか…

「オカマみたい。」

福山「オカマみたい。」

日野「えっ？」


…


「おはよーチャンチン。」

安元「お前な…いよいよ短縮し始めるのやめろ。いつにも増して眠そうな顔もやめろ。気持ち悪いぞ。」

立花「Aが眠そうで気持ち悪いのはいつもですよ。」

誰のせいで、ただでさえ眠いのにさらに睡眠時間減らされて死にそうになってると思ってんだこの野郎。

近藤「A眠そうじゃない時は可愛いから大丈夫だよ。」

間島「Aが眠そうじゃない時っていつ？」

小野「んー…ないっ！」

菅沼「寝てる時じゃない？」

日野「それ言えてる。」

福山「一晩を共にすると「お前ら全員屋上から逆さ吊りにするぞ。」

ったく潤ってば口が軽いんだから！バレたら大変なんだからしっかりしてよね。という意味も込めて睨みをきかせた。

安元「相変わらずうるせーな。もう漫才はいいから席つけ。」

自分の席に座って1限を確認すると携帯を取り出して久義にメッセージを送った。

A1限体育でしょ?体調悪いとか言って抜け出して来て。生徒会室にいるから。

久義今日の持久走やりたくなかったからラッキー!けど、なんで?

A詳しくは部屋で。

久義りょうかーい。

体育の時に潤をサボりに誘っても100%断られるからね。あの脳筋め。だからここは虚弱体質な久義に限るってやーつ！

安元「以上SHR終了。A、抜けだすなよ。」

「ついに名指しかよ。」

安元「お前と潤以外はまあまあ真面目に授業出てんだよ。」

福山「俺もかよ！」

「やーい。」

安元「お前が茶々を入れるな！」

立花「はあ…。」



.

青春の２４ページ→←青春の２２ページ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す