それは混じり、時にには混ざらない。〈スプラ３〉 (ページ29)

今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:482 hit

夕暮れ時のお散歩　夢主（イカの場合）Side ページ29

今日は特別に、シェケナダムで
待ち合わせをしている。

ハル「あ、メイ〜〜〜」

［あ！ハルさん！！！］

大きく手を振る。

ハル「悪い、遅れたか？」

［いえ、時間ぴったりです✨］

ハル「よし、じゃ、これ。」

［これって……………］

ハル「あぁ。メイの
財布とかもろもろ。」

［あ、ありがとうございます！］

ハル「それで明日の
電車チケット買っとけよ？」

［あ、そっか……］

やだ…………

まだ、離れたくない………………

でも、まだ言えない………！

［というか、そのためだけにここへ？］

ハル「や、違う。
………時間的には合ってるはずだ。」

その瞬間、空が真っ赤に染まる。

［わっ、綺麗…………！］

ハル「これを見せたかったんだ。」

［というか、シェケナダムって、］

ハル「ん？あぁ、確かメイと
初めて会ったところだったよな。」

［あれから私、
強くなれたでしょうか。］

ハル「昔と比べると段違いだ。
リッター使いってことも
分かったしな。」

［…………］

ハル「なぁ、メイ。」

［なんですか？］

ハル「俺、メイのことが好きだ。」

ハルさんの桃色の瞳は、
しっかりと私を捉えている。

［わ、私……………私もです！！！
なんかこう…………ずっと言えてなくて
もやもやしてました！！！
ありがとうございます！！！］

ハル「ﾌﾞﾌｯ…………www」

［な、なんで笑うんですか！］

ハル「いやっ……www
何でもないwwwwwwwww」

［ツボってますけど！？］

ハル「大声で言うもんだからw
あーーーwww
やっぱ、俺メイのこと好きだわ。」

［わ、私もです……///］

ハル「言えただけで満足した。
で、帰るのか？」

［もう少し、先にします。］

ハル「了ー解ー。」

イカ、終了。

Thanks for watching！！！