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A side
今夜は 、西田くんに誘われて一緒にご飯へ
西田「ここ美味いんすよ！」
「こんなお店あるの全然知らなかった〜」
西田「今日は僕が奢りますんで、好きなもん頼んでください」
「いやいや！悪いよ！」
西田「僕が誘ったんすから、奢られてくださいよ」
「え〜 ... じゃあ お言葉に甘えて♡」
西田くんは 楽天からトレードで移籍して来て
まだ1年も経っていないのに
もう周りのみんなに溶け込んでる。
私も移籍して来た時は 色々サポートしなきゃ
なんて思ってたけど 何でも淡々とこなしていた。
「今日は何で誘ってくれたの？何か悩み事でも？」
西田「いや、ただAさんと一緒にご飯に行きたかっただけですよ」
「ほんとにそれだけ？(笑)」
西田「それだけです」
何か隠してるように 見えるのは気のせい？
「何か困った事とか悩み事があったら相談してね」
西田「ありがとうございます」
その後は 普通に楽しく西田くんとお話をして
次の日もあるし って事でお開きに。
帰りのタクシーは
家の方向が同じらしく 、一緒に乗った。
「あ、運転手さん！私この辺です！」
私の家の方が手前だったらしく
すぐに着いてしまった。
西田くんとの話 、盛り上がってたんだけどな 〜
「今日はありがとう」
西田「いえ、こちらこそ」
「交通費は私が出させて？」
西田「あ、すいません ...」
「いいのよ。じゃあまた明日ね！」
西田「 ... あのっ！」
「ん？」
西田「いや、おやすみなさい！」
「うん！おやすみなさい〜」
最後、何か言いたげだったけど
何だったんだろう？
初めてこんなに西田くんと話したけど
すごく楽しい人だなあ。
もっと色んな話したいなあ。
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作者名：かぐや姫 | 作成日時：2018年12月31日 1時
