33この気持ちは ページ34
差し伸べられた手の上に
うららはそっと手を乗せる。
すると煉獄先生は軽く握ってくれて
その温もりは
身体全体に広がっていくのを感じた。
そのまま、手を握ったまま
目的の場所まで2人で歩いていく。
『ここだ。着いたぞ』
30分程歩いただろうか…
目的地に着いたらしい。
道中、恥ずかしさのあまり
何度も繋いでいる手を離そうとしたのだけれど
煉獄先生はそのたんびに
強く手を握ってくるので、結局最後まで手を繋いだままだった。
『うらら先生。
疲れてはいないか？』
「大丈夫ですよ。」
煉獄先生はいつでも私を気に掛けてくれて
優しく聞いてくれる。
『そうか。それは良かった！
うらら先生。
少し、目を閉じてくれないだろうか？
安心してくれ。変な事をしようとしているわけではないぞ』
少し驚いた私を見て、自分の頬をポリポリと掻きながらそう言う煉獄先生。
ー「「大丈夫です、先生。(杏寿郎さん)
私は先生を(あなたを)信じてます(おりますから)」」 ー
『…うらら』
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ゆぴら(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます！励みになります★完結まで頑張りますので、引き続きお楽しみください( ´∀｀) (2021年11月8日 13時) (
レス) id: f9a5a543de (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 続きが気になります！更新楽しみにしています！ (2021年11月6日 21時) (レス) @page7 id: d503357f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぴら | 作成日時：2021年11月4日 21時
