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「私が着いて行ったら迷惑なんですか...？」
『迷惑っつーか...大人には事情があんだよ色々』
「私...私もう大人になりました」
『...そうだなもう3年経ったもんな』
「私、ずっと先生のこと3年間忘れられなくて...今日ここに来て先生のことやっと忘れられるって思いました」
『うん』
「でも....やっぱり無理みたいです」
『なら付き合うか』
さらっとそう言った先生は私の手首を掴むとそこに光るブレスレットを見つめた
「え...っと付き合う...？」
『これずっとしてんの？』
「あ、してます...」
その間もずっとブレスレットを見つめる先生
その先生を見つめる私
続く沈黙はゆっくりと過ぎて行く
『で？どうすんの？』
「え？」
『付き合うかって言ってんの』
「あ...あの..そうですね」
『そうですねって何』
「...よろしくお願いします」
『ん』
夢でも見ているかのような状況に頭は追いつかず
じっと先生を見たまま固まってしまう
『なんだよ』
「いや...付き合うってことは前みたいにここに来てもいんですか？」
『給料出ないけど』
「前みたいに一緒にご飯食べたりできるんですね...」
『お前それは付き合ってなくてもできるだろ』
「...そうですね」
『付き合うってこういうことだよ』
そう言って先生は掴んだままの私の手首をぐっと引くと優しくキスをした
『顔真っ赤だけど笑』
「みないでください！っていうか急にやめてください...」
『別に初めてじゃないんだからいいだろ』
先生にそう言われ3年前のことを思い出し
まだ近いままの先生との顔の距離に目を逸らす
『こっち見てみ』
「....無理です」
『俺今日誕生日なんだけど』
「...嘘つかないでください」
『嘘じゃねえよ』
ちらっと視線を戻すとばっちり先生と目が合ってしまい
そこから視線を晒せなくなってしまう
『お前...いい加減泣きやめよ笑 なんか悪いことしてる気分なんだけど』
「だって...なんか嬉しさとか驚きで感情がぐちゃぐちゃなんです」
先生は涙で潤む私の目を優しく拭う
その時の先生の目はとても優しかった
「...お誕生日おめでとうございます」
『ん。ありがと』
「先生？」
『なに』
「...大好きです」
『分かってる』
人を好きになるのがあんなに楽しくて辛いこと
だと教えてくれたのは先生で
思いが通じ合うのがこんなに幸せなこと
なんだと教えてくれたのも先生だった
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白(プロフ) - ゆうれさん» 初めまして。もったいなすぎるお言葉ありがとうございます（ＴＴ） (2018年7月25日 16時) (
レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうれ(プロフ) - 初めまして。読み始めたらストーリーの面白さに惹かれて止まらなくて一気読みしてしまいました。ユンギの大人な感じとグクの健気な感じがたまらなかったです。最新話では切なくて泣いてしまいました…本当にこの作品大好きです！これからも応援してます！ (2018年7月25日 13時) (レス) id: dc2e6d7efa (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ぴーなつさん» 初めまして！嬉しいお言葉ありがとうございます〜..（ＴＴ）もう少しお付き合いお願いします。 (2018年7月25日 12時) (レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - #ユンミユさん» ずっと読んでいただいてるのに申し訳ないです（；；） (2018年7月25日 12時) (レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーなつ(プロフ) - 初めまして。読み始めた時はユンギさんにときめきまくりで、でもグクの健気な感じがいじらしくて、読みながら私もいろんな意味でドキドキしてしまいました笑 最新話のシーンのユンギさんの夢主ちゃんがすごく素敵で……綺麗なお話をありがとうございます！ 楽しみです (2018年7月25日 12時) (レス) id: 9ab381c422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年7月12日 15時
