2話！ ページ4
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また目の前に手をかざしてスクリーンを出す。
そして指をスラスラと動かして現代の年を確認する。
そこには3022年と文字が浮かんでいる...はずだった。
zm「は？なんやねんこの画面。はぁ...？」
そんなゾムさんの言葉も私の耳には入らなかった。
だってだって...そこに書いているのは、1000年も昔の年だったから。
「2022年...？ちょっと待って嘘でしょ！？バグ！？これバグだよね！？ねぇ！！」
zm「ようわからんけど...今年で2022年やで？というかこっちが色々聞きたいねんけど...」
「？？？？？？？？？？？？？？？」
...あれ、おかしいな。ちょっと今2022年って言われたような気がするし、目の前に2022って書いてある気がするな〜あはは...
いや、流石に幻覚だろ！もう一回見てみよ！ね！？絶対3022年だから！1000年前なわけがないよね！
目をこすってもう一度スクリーンを見る。
...変わらないと！うん、知ってた。
てか、は？なんで？本当にバグじゃないの？これ？
zm「...今のAさんの言動から推測するんに、あんたは1000年後の未来からタイムスリップしてきたってことになんねんけど？」
「嘘だろおい？？？？？？」
いやだいやだそんなの考えたくないいやだ！
hey Siri！1000年前にタイムスリップした時の対処法を教えて？
すみません、よくわかりません。
うっそだっろ？？？？？？マジで1000年前に来ちゃった感じ？？？本気で？ガチで？マジで？
はぁーーーー？？？？
「...つまり私は、1000年前の過去に転生していたと。」
zm「そういうことになるんちゃう？」
あ、これ詰んだわ...(察し)
マジか、マジなのか。そうなのか。うわ、最悪じゃね？は？
「誰だ私を1000年も昔に転生させた奴ー！！！表出ろやクソガキがー！！！」
zm「え、怖っ」
「うるさい本当に最悪なんだよこちとら。」
なんでこんなことになったんだ...私偉い子、私偉い子...。
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作者名：garnet star | 作者ホームページ：ないっす
作成日時：2022年5月28日 21時
