本当の顔 2nd (ページ10)

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結婚ページ10

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結局3人で部屋出てきて、俺はキッチンに立った。
簡単なのしか出来ねぇけど…どうすっかな？

横を見れば、Aも何か考えている顔をしてた。

「どうした？」

『キッチン貸してって言ったら、怒る？』

「いや…って、まさかお前？！」

Aはどうやら朝飯を作りたいようで…
でも、俺の作る朝ご飯が食べたいって言ってたしな…

しかも、冷蔵庫にあるモンなんて限られてる

どうせなら、もっと食材がある時に作ってほしい…なんて事は言わない。

「簡単なモンしか作んねぇから、Aは座って待ってて」

『えー…じゃあさ！竜くんと一緒に作るのは？』

神様…助けて……

俺の彼女可愛すぎて、心臓が保たねぇんだけど…

「……分かった。」

『わーい！！竜くんと朝ご飯作れるー！！』

どこまで可愛いんだよ…てか、食パン焼いて目玉焼き焼いてとかしかねぇけど。

『私、何したら良い？』

「んー…したら、目玉焼き焼いてくれるか？」

『お任せあれ！！』

あ”ぁあああ、マジで今度飯作ってもらお…
一緒に買い物行って、2人で食材選んでとか最高じゃね？

…っと、取り敢えずエプロン貸さねぇと

「汚れるとマズいから、コレ使え」

『エプロン？竜くんの良いの？』

「油飛んでくるかもしんねぇだろ。」

『あ、ありがとう////』

照れながら、俺のエプロンを受け取って身に付けると…

最高に可愛いんですけど

俺のエプロンだけども！！！！

あぁあああぁあ、Aのエプロンも準備しとくか？！
てか、もう同棲しようぜ？！！

『竜くん？具合悪い？』

「(Aがいるから)大丈夫」

『なら良かった！じゃあ、作ろっか！』

キッチンで準備して、2人で朝飯を作り始めた。

結婚したら、こんな感じなのか？

毎日好きな人と一緒にいられて、料理とか一緒に出来たり、一緒に寝られたり

最高に幸せじゃんかよ。

横で目玉焼きを作ってるAを見れば、視線がかち合って微笑んでくれた。

「…結婚しよ」

『へ？』

「…っいや、なんでもねぇ…！」

あっぶね…！

無意識に出た言葉だといえ、流石に早すぎんだろ！！！！！

でも、こんな可愛い子と結婚出来るんだったら、今すぐにでも婚姻届準備して出しに行くわ

『結婚はまだまだ早いよー。でも、いつか出来たら良いね！』

「お…おぅ/////」

俺の彼女世界一

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