本当の顔 2nd (ページ38)

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緊急会議ページ38

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竜「って事で、緊急会議します」

蘭「議題は？？」

竜胆「Aについて」

『え、私？！』

蘭「竜胆、この会議いらなくね？w」

竜「いや、めっっっっっちゃ重要だから」

膝枕を強制終了させて、ソファに座って会議開始。

多分ここでしっかりさせとかねぇと、兄ちゃんがまたAを勝手に呼び出したりするだろうからな…

竜「まず、兄貴！」

蘭「え、俺？」

竜「勝手にAを呼ぶな」

蘭「別に良いじゃん。だって、可愛い弟の彼女だろ？俺の将来の妹になる子だよ？」

『いっ妹だなんて…！』

竜「そうやって、Aを困らせんな…！呼ぶなら、俺に事前に言って。」

蘭「えーめんどくせー」

誰かこの大きな子ども黙らせて

全っ然俺の意見聞かねぇじゃん！！(泣

俺の事を可愛い弟って言ってくれるのは、すげぇ有難いんだけど、今はそこじゃねぇのよ…

俺が言いたい事とか理解して！！！！

竜「Aももし家に来るなら、俺に教えて」

『はっはい…』

蘭「あー、Aちゃん困ってるじゃん」

竜「いや、元凶は兄貴だからな？」

蘭「俺かよー」

竜「そもそも、兄貴が勝手にA呼んで、好き勝手してんのが原因な？Aは俺の彼女なんだから、マジでやめて」

蘭「えー…じゃあさ、Aちゃんが家に自由に来れる様に鍵渡したら良くね？」

『え？！家の鍵って、ここの？！』

どこまで自由人なんだよ、この男は！！！！

と思ったけど、兄ちゃんナイス

蘭「え、鍵渡す案は却下なの？」

竜「俺もさっき合鍵渡すか悩んでたんだよ…てか、そうするくらいなら、Aが一緒に住めば良くね？」

蘭「確かに」

『合鍵もビックリしたけど、まさか一つ屋根の下で生活する話の方がビックリなんだけど…！』

Aが一緒に住んでくれたら、俺いつでも膝枕してもらえるし、ずっとAに引っ付いて回れるし。

なんなら、兄ちゃんに取らせねぇ様に出来るじゃん

でも、俺がいない時は？？

…やっぱ、兄ちゃんでも嫉妬するわ…！

竜「やっぱ、ここに住むのはダ『竜くんと蘭ちゃんと毎日過ごせるのは、凄く楽しそう！』

竜「は？！」

蘭「だよね〜♡俺もAちゃんと一緒なら、毎日絶対楽しいと思うんだよ…ね、竜胆？」

竜「ゔっ……」

しまった……

一番行ってはいけない方向に話が進んじまってる…

どうする俺…

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