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次の日の朝
目を覚ますと枕元に小さな箱があった
その中を開けると、キラキラと光るものが2つあった
驚いて彼を見ると、まだすやすやと眠っている
自分の左手の薬指にはめて眺める
私は嬉しくて彼にキスをして
「ありがとう」
と呟いた
すると
突然布団から彼の左手が出てくる
「んっ」
「ん?」
「Aがはめてや」
とニコニコしながら言ってくる
さては、あっくんキスした時起きてたな??
そう思いつつ彼の左手に指輪をはめる
あっくんは自分の手を幸せそうに見つめたあと、起き上がってベットに座って真剣な顔で私を見た
「これからももしかしたら俺がAに寂しい思いとか辛い思いをさせるかもしれん。それでも付いてきてくれるか?」
相変わらず、ずるいなぁと思う
こんなにかっこよくて、優しくて、素敵な彼からのプロポーズを受けないわけがない
私は彼に抱きついた
「どんなに辛いことがあっても、あっくんがいれば私は頑張れるよ」
そして泣き虫の彼は少し泣きそうになりながら
「ほんまにありがとう。俺、もう一生Aのこと離さへんからな」
と言ってくれた
「私もあっくんから離れないよ。」
あけましておめでとうあっくん。
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作者名:ばななのかわ | 作成日時:2018年8月13日 22時