変わらない優しさ (紫) ページ2
(家はマンション設定です)
今日は、彼の家に行ってご飯を作る日だ。
特に決まってるわけじゃないけど、いつも彼からくるメール
「Aの手料理が食べたいな〜」
これが合言葉
それで彼の家に行く。
インターホンを押すと、すぐに出てくれて
「待っとったで〜開いてるよ」
と愛おしい声が聞こえる。
もしこれが私じゃなかったらどうしてたのかな笑
そんなことを考えながら、彼の部屋に着いてドアを開けると
玄関にいつもの優しい笑顔で待っててくれていた。
「いらっしゃい、いつもありがとうな」
と、きちんと感謝を伝えられる彼は本当に素敵な人だと思ってついハグをしてしまった。
すると彼は
「なんやなんや〜今日は甘えん坊の気分なんか〜？」
ってはにかみながら優しく頭を撫でてくれる
すると突然
「あっ！！！！！」
なんて彼は大きな声を出した
「ど、どうしたの！？」
「い、いや…ハンバーグ食べたい気分やったからハンバーグお願いしようと思っててんけど、忘れてた…」
なんて、しゅん…とした可愛い顔で言われて私は、きゅんとしてしまった
ただ私は少し喜んでいた
なぜなら
「ねぇ、�陲舛磴鵝�」
「ん？」
「私の持ってるスーパーの袋見てみて」
「………
あっ！！ハンバーグの材料や！！！」
彼女を甘くみられちゃ困るね、�陲舛磴鵑陵澆靴い發里覆鵑討覆鵑任發錣�るのよ！(偶然)
なんてふざけたことを言いながらキッチンに立って料理の準備を始める。
�陲舛磴鵑呂い弔皀螢咼鵐阿離愁侫 爾忘造辰道笋里い襯�ッチンの方をずっと見ている
それが可愛くて仕方がない。
いつも通りご飯の準備をしているだけなのに
「やっぱAはすごいな〜」
とか
「うわっめっちゃいい匂い！」
と、リアクションを取ってくれる。
けどやっぱり一番は
最初の一口を食べて驚いた顔で
「めっちゃうまい！」
って言ってくれるとこ
もうこんな嬉しいことされちゃうと、毎日来てご飯作ってあげたいなって思う
いや
�陲舛磴鵑醗貊錣法�
そんな妄想をしてると
突然�陲舛磴鵑�
「なぁ、毎日ご飯作ってくれへん？…いや、ちゃうな…えっと……
一緒に暮らさへん？
一緒に暮らさないか？でしょ？」」
やっぱり私達は心が繋がってるのかもね
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作者名：ばななのかわ | 作成日時：2018年8月13日 22時
