愛用抱き枕(Daiki.S)

#恋人とベッド ２ ページ6

ー貴方sideー


大ちゃん呼び。


昔は当然のごとくやってのけたけど


今となっちゃ恥ずかしい。


朝、大ちゃんから色々言われたこともあって


大ちゃんって呼んだけど…


今日は名指しで呼ばないようにしてた。


しげちゃんって言えばなんとかなるだろ


って思ってた私が悪かった。


重｢今日名指しで呼ばんかったろ？バレてんで｣


やっぱ大ちゃんには叶わないな………


「ごめん……んでお仕置きってなんなの？」


重｢せやな……ここは恋人らしくこれで行くか！｣


その瞬間、大ちゃんがキスをしてきた。


それもいつもの普通のキスよりも


もっと甘いやつ。


いつもよりも時間が長く、ドキドキする。


「だ、大ちゃん………」


重｢続きは勇気出ないからまたいつかな？｣


そういって大ちゃんは私を抱きしめて


寝に入ってしまった。


カッコええなぁやっぱ。


私とちゃんと付き合ってるのか心配になる。


大ちゃんのこと好きな人たくさんおっただろうに。


こんな幸せもんになってええのかな……


重｢ええんよ幸せで……｣


起きていたのかと思ったけど、


大ちゃんは夢の世界に行っていた。


寝言かぁ………


でも寝言でも勇気づけられた気がする。


よっしゃ！私も寝るか！


私は大ちゃんを抱きしめ返して眠りについた。

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