地球最後。 (ページ12)

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その日の撮影の後、俺は流星の家に泊まった。

流星に今まであったこと、全て話した。

流星は笑うことなく、真剣に聞いてくれて、俺が泣いたら慰めてくれて、ほんまいい仲間持ったなって改めて実感した。

もう眠いから寝よかってなって、流星に「シゲはベッドで寝ろ！」ってゴリ押しされたから俺はベッドで寝た。

でも次の日起きたらとなりに流星が寝とってビックリして服着てるか確認してまったわ、笑

流星に感謝の気持ちを込めて朝ごはんを作った。

流星を起こしに行ったがなかなか起きひんから上にどーーーんって乗ってほっぺをつねったり、色々悪戯してたら「起きます起きます！」って起きてくれた笑

赤「流星、、ありがとうっ、」
青「シゲ？なんか言った？」
赤「んーん！なんもない！」

今日も小瀧と会わなきゃいけへん。

でも昨日みたいな重い気持ちじゃない、

少しだけ軽くなってる。

流星と朝ごはんを食べて、俺は自分の家に一回帰った。

服着替えたかったし。

家に帰ると、ドアノブに袋がぶら下がっていた。

袋を開けてみると、手作りのお菓子と、手紙が入っていた。

「重岡大毅様へ

こんな形でお伝えするのも申し訳ありません。

俺の恋は報われないのでここでお伝えします。

ずっと、あなたが好きでした。

何年も前から、ずっと、

あなたは覚えてないかもしれませんが、

彼氏さんと、お幸せに、、。

ノゾム」

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