地球最後。 (ページ2)

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僕が初めて産まれたのは相当昔のこと。いつやっけな、？覚えとらんわ、ちゃんとは。

僕は、、家なき子だった。容姿が女の子みたいやった僕は汚い大人達に追われていた。

親の顔も僕は知らない。いつ産まれたかもしっかりとは知らない。この時はまだ20歳じゃなかった。6歳ぐらいやったかな、？ちゃんと覚えとらん、笑

さっきも言った通り、容姿が女の子みたいやったから赤い服を着せられて、ひたすら森を駆け回っていた。そんな時、目の前が真っ暗になった。

赤「な、！なんや！！真っ暗やっ、！！」
桃「ごめんな、！！君の上に落ちちゃった、！」

その少年は僕の上から退いた。
その腕には猫がいた。
可愛らしくて、綺麗で、真っ白な子猫。

桃「君はここでなにしてるん？」
赤「僕は、、宝探し！！」
桃「僕ってことは、、男の子なん！？」
赤「そうやでぇ～」
桃「女の子やと思ったっ、、ごめんな！！」
赤「大丈夫やで、慣れとるから、」

そう、慣れてる。

この日はこの、"ノゾム"と名乗る男の子と日が暮れるまで遊んだ。彼は日が暮れる頃に村へ帰っていった。

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