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(( 藤井 side ))
ゆめ「 ほんま流星と一緒に居すぎやから！
もうちょっとあたしに気使えや！ 」
藤「 まあまあ 、ほら帰ろ 」
ゆめ「 嫌やし！ 何でこいつまで 」
あ どうも 、藤井です 。
やーっと俺の番来たな 。
待ちくたびれたわ … 。
って言うんはええとして 、
今 ゆめがバリ切れてます 。
え 、誰にって？
神「 しゃーないやん流星が俺ん家来るんやから 。てかこいつ呼ばわりすんな！ 」
ゆめ「 いや空気読めよ！！！」
… 神ちゃんっていうね 。
ふは 、
もう神ちゃんにまで嫉妬するとか
どんだけ可愛い彼女やねん ←
とか考えてたら 、
神「 流星 、ニヤけすぎ 」
神ちゃんにぺちっと頭をはたかれた 。
藤「 …… あ 、」
その衝動で 、ふと あることを思い出した俺 。
藤「 … やーば 、忘れもんした 」
ゆめ神「「 は！？ またぁ！？ 」」
「 すごいハモりやな … 。
すぐ行くから先歩いててくれへん？ 」
ゆめ「 もー早くしてよね！」
神「 流星忘れもんしすぎちゃう？ 」
とか攻められて 。
ちょ … 、二人して酷ない？
藤「 今日はしてないと思ってんけどな … 。
ま 、行ってくるわ 」
ブーブー不満をたらす二人を置いて 、
教室へ走り出す 。
にしても財布忘れるってヤバいよな 。
藤「 … めっちゃ人少ないやん 」
それはそうと 、今日の放課後の校内は
いつもに増して人が少ないらしい 。
その静けさに 、思わず小走りの足を徒歩に戻す 。
藤「 …… あれ 。シゲ ？ 、 」
俺らの教室がある3階まで階段を上って
ゆるやかな角を曲がると 、廊下の5メートルくらい先に 見覚えのある顔がうなだれてんのが見えた 。
やけに静かな上 、しかもシゲとか 。
どんな珍しい絵面やねん 。
おーい 、シゲ！って言おうとして息を吸ったそのとき 、シゲは俺に気付いたようで シッと人差し指を立てる 。
藤「 … は？ 」
意味わかれへん 。
けどなんか …
シゲの感じがいつもとちゃうような 。
藤「 どないしてん 」
俺んとこまで歩いてきたシゲに 、小声で尋ねると
重「 … そういうことらしいで 、」
… そう言って 力無く笑った 。
そして 、そのまま階段を降りて行ってしまう 。
藤「 … ちょ 、しげ …！ 」
… な 、何があったんや 。ほんまに 。
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ただのオタク - もうキュンキュンのキュンキュンでした、！すれ違う2人の関係がすごく好きでした♡ (2022年1月16日 16時) (
レス) @page49 id: 2937c731fa (このIDを非表示/違反報告)
@sho-ren - メチャクチャキュンキュンしまし！ キンプリバージョンも作ってくれたら嬉しいです！！！ (2019年3月20日 0時) (レス) id: 138402e0cc (このIDを非表示/違反報告)
永瀬流星☆♪ - これのリメイク版の平野君の作品のパスワードを教えてください (2018年10月22日 22時) (レス) id: d3a8aaae25 (このIDを非表示/違反報告)
もえか - すっごくキュンキュンしました！ (2018年4月23日 21時) (レス) id: 3b4fbdf9b8 (このIDを非表示/違反報告)
ハート - なんか...私まで嫉妬して胸がズキズキして泣いちゃいました笑めちゃくちゃいい話でした！続編希望です (2017年12月3日 0時) (レス) id: f6779990f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつめ
| 作成日時：2013年9月22日 0時
