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次の日 。
朝から早速玄関でのんちゃんに遭遇した 。
「 おはよっす 」
望「 お 。おっはー 」
「 昨日はおおきにね 」
望「 やー 、対したことしてないって 」
とかなんとか 、その後も
くだらない話を続けながら教室に入る 。
と 、
「 …… あれ ？ 大毅 ？ 」
のんちゃんの席に座っている大毅が目に入った 。
望「 よ 、シゲ 。どしたん？ 」
のんちゃんが尋ねると 、大毅は
スマホいじりをやめてこちらを見る 。
重「 昨日は二人で仲良くどこ行ってたん？ 」
うわ 、めっちゃ嫌味な言い方 …！
顔に浮かべる微笑が やけに皮肉っぽい 。
望「 ちょい買いもん行ってきてん 」
重「 へー 。自分ら2人とか珍しいやん 」
あれれれれ 。
もしかしてもしかして 。
これって 。
「 … 大毅 、妬いてる？ 」
思わず直球で聞いてしまうあたし 。
重「 … え 小瀧とAに？ 」
「 … うん 」
重「 ありえへんやろ 」
「 … な 、 」
なめくさられている …！ ←
その時 、脳内で静かに何かがプチッと切れた
気がしたのは あたしだけでは無いようで 。
望「 最近俺ら仲えーねん 。な？ 」
いきなりのんちゃんに肩を組まれ 、
右肩に感じる男性の手 。
「 う 、うん 、 」
怯んだあたしは ついきょどってしまって 、
大毅から鋭い視線を浴びた 。
重「 ふーん 。… ま 、ええんちゃう？ 」
興味無さそうにそう言うと 、
大毅は席を立ってどこかへ行ってしまった 。
… って
ちょいちょいちょい ！
「 … 妬くどころか 危機すら感じてもらえて
ないのですが 」
望「 いやー 、あれは妬いてんで 」
「 …… え 、 」
望「 わざわざ俺の席におったしな 」
えー 、そうか ？
まず大毅は 、あたしらのこと
" 仲良いお友達 " として捉えてるし 。
しかもたぶん 、
のんちゃんのことなめてるやろ ←
たしかにいつも6人で居ったから 、
危機感を感じんのも分からんでもないけど 。
望「 効果抜群やん 、俺 」
やたらと自信を覗かせるのんちゃんに 、
あたしはただただ " ？ " を浮かべるだけだった 。
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ただのオタク - もうキュンキュンのキュンキュンでした、！すれ違う2人の関係がすごく好きでした♡ (2022年1月16日 16時) (
レス) @page49 id: 2937c731fa (このIDを非表示/違反報告)
@sho-ren - メチャクチャキュンキュンしまし！ キンプリバージョンも作ってくれたら嬉しいです！！！ (2019年3月20日 0時) (レス) id: 138402e0cc (このIDを非表示/違反報告)
永瀬流星☆♪ - これのリメイク版の平野君の作品のパスワードを教えてください (2018年10月22日 22時) (レス) id: d3a8aaae25 (このIDを非表示/違反報告)
もえか - すっごくキュンキュンしました！ (2018年4月23日 21時) (レス) id: 3b4fbdf9b8 (このIDを非表示/違反報告)
ハート - なんか...私まで嫉妬して胸がズキズキして泣いちゃいました笑めちゃくちゃいい話でした！続編希望です (2017年12月3日 0時) (レス) id: f6779990f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつめ
| 作成日時：2013年9月22日 0時
