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「よくこんなクリスマスに知らない女と過ごそうと思いましたね。」







ど直球で来るなら、私も相応の対応をしてやろう。







もうきっと出会うことないし。







『ひひっ、たしかに〜』







独特な笑い方。






思わず釣られて笑ってしまいそうになる。








『なんかさ、陸さんやたらと新作出るたびにすぐ買ってたりするし、最近Aちゃんの店のものばっかり買ってるからここかな?って思って。




クリスマスなら忙しいから働いてるかなあと思ってさ』








なんか直感?とか言ってるけど、






その発想だけでここまで来たのならほんとにすごいことだと思う。







「へえ、……」









そこから少し沈黙が続いた。









「…もう彼には会わないでくれ、っていうお話ですか?」









お酒を飲んでいるからか、思わず一番聞きたいことを聞いてしまった。








『健太そんな嫌な奴に見える?






んーなんだろう、大事な人がいる上で陸さんが他の人に特別な感情を抱いてるって思ったら、どんな人か気になっちゃって。





健太そういうのすぐ確かめたくなっちゃうんだよね〜』







なんて言いながら呑気に焼き鳥を食べている。









「ふふっ、






私が特別なわけないじゃないですか、







ただの都合のいい女、ってだけですよ。」









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emu(プロフ) - このお話読んでいると胸がきゅーっと締め付けられて苦しくて、お話にすごく惹き込まれました。続きが気になって仕方ありませんが、陸さんが何を言いたかったのか気になりますが、書かないところに主さんの美学を感じます。素敵な作品に出会えて良かったです。 (2023年3月25日 3時) (レス) id: 9e68142d2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺよたん。 | 作成日時:2021年9月15日 9時

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